ヒゲジイのアル中よもやま話

断酒を始めて早7年目。このブログは回復プロセスの記録と脳のリハビリを兼ねて綴っています。やはり、まだチョット変ですかネ?

これって、神様のご褒美?(映画 『カメラを止めるな』)

2018-09-18 06:59:05 | 雑感
 先日、久々にドタキャンを経験してしまいました。約束していた時間丁度に待ち合わせ場所のお店に着いたのですが、丁度その時、お店の方にドタキャンの電話が入ったのです。

 先方の家族の急病ということなのでドタキャンも已む無しでした。スマフォや携帯を持たない主義ですから、こんなことも折り込み済みの私です。が、2ヵ月ぶりの再会を楽しみにしていただけに、さすが凹んでどうしたものか途方に暮れてしまいました。

 そのまま家に帰るのではアンマリです。苦手とするあの “空白の時間” も頭を過ぎりました。そのときです、ふと思いついたのが映画『カメラを止めるな』でした。ところが、どこで上映されているのか全く見当がつきませんでした。

 そうなったら一か八かです。西宮ガーデンズにある大型シネコンに賭け、ダメ元でもよしと帰り道の経路を変えて西宮北口で下車することにしました。

 大して期待していなかったので、先ず腹ごしらえにと回転寿司で早めの昼飯を済まし、おもむろに映画館に向かいました。するとどうでしょう、目当ての『カメラを止めるな』が上映中で、しかも上映15分前の空席アリだったのです。もちろんこれ幸いとチケットを買いました。

 映画『カメラを止めるな』は国内での上映が6月開始と聞いていますから、ある程度ならネタ明かししても許してもらえるしょう。一言でザックリいえば、ミステリー小説仕立てのコメディー映画でしょうか。なかなか手の込んだ計算ずくの映画でした。

 テーマがゾンビ映画撮影現場の内輪話なので、最初の場面はワンカット(撮影中断ナシ)のみの完成映像の上映から始まります。完成映像では妙に謎の残る場面が途中のところどころにあって、観客は違和感を引き摺ることになります。そんな奇妙な完成映像を見せた後、制作企画の段階から撮影完了までを一部始終辿って見せ、完成映像にあった謎を解き明かしていくというのが全体の粗筋です。

 特に、後半はテンポの速いドタバタぶりなので、そのコミカルな場面の連続に笑いを堪えることができませんでした。こんなにお腹の底から笑ったのは久々です。そんなにも笑える仕上がりだったので、俄然人気沸騰となったのも頷けます。謎めいた題名の由来は、中断ナシでのワンカット・シーンがやたらに長く続く映像ということからのようです。

 それにしても、その日は妙に巡り合わせのよい日となりました。ドタキャン電話のタイミングのよさは当たり前としても、映画とその上映館などは単なる思い付きに過ぎなかったのに、そう方針転換して即行動に移したことがドンピシャリだったのです。

 これはきっと、日頃やってきたゴミ拾いへの神様がくれたご褒美なのかも・・・。不遜にも、ついそう思ってしまいました。こんなことがあるから人生、捨てたモノじゃないんですよネ?!
 (私も映画の向こうを張って謎めいた表題としてみました。)



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