ヒゲジイのアル中よもやま話

断酒を始めて早7年目。このブログは回復プロセスの記録と脳のリハビリを兼ねて綴っています。やはり、まだチョット変ですかネ?

ものの見方・考え方は立ち場によって違う

2021-08-31 07:03:20 | 雑感

 クソ暑かったり、長雨に祟られたり、再びクソ暑さが戻ったりした今年の8月。その8月も今日でお終いです。

 私にとって、8月の花と言ったらタカサゴユリ。テッポウユリに似た清楚で凜々しい白いユリ、毎年8月になると直ぐに咲き始めます。 
   
(タカサゴユリ画像o0800060010687958226.jpg (800×600) (ameba.jp)

 実は、我がマンションの敷地内にも、タカサゴユリが群生している一画があります。誰かが植えたわけでもなく野生種が自生したもののようで、気がついたらその一画だけ毎年花を咲かせるようになりました。

 例年なら、旧盆が過ぎた頃には萎れて散ってしまうタカサゴユリですが、丁度その頃の長雨が功を奏したのか、今年は咲き残っているのがまだ3,4輪あります。

 咲いている花が残り少なくなったので、そばで草取り作業をしていた掃除のおばさんに、挨拶代わりに声をかけてみました。

「タカサゴユリ、愈々、今年もお終いですかねぇ!」
「えっ、タカサゴ?・・・あぁ、ユリね。実が弾けたら種が飛び散って、
 また、そこらじゅうに生えるから早めに刈り取らなきゃねぇ!」
「えっ、刈り取る? 楽しみにしている人、結構いるようですよ!」

 少し非難めいた私のこの言葉に、掃除のおばさんは少しギョッとしたようでした。

 敷地内の掃除を担当している彼女にしてみたら、タカサゴユリも只の野草。そこらに生えている雑草と何ら変わりないのです。

 人の、ものの見方・考え方は立ち場によって違うもの。この当たり前のことに改めて気づかされた出来事でした。

 

 

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