3月下旬の土曜日のことです。当初は桜台駅前店への訪問を計画していたのですが、臨時休業とのことで予定を変更して。14時30分までの営業が告知されており、ギリギリの14時23分に店頭へ。すると、本日は終了しました、の看板が目に入ると同時に、丁度外に居合わせた助手さんと目が合うと、16人の行列の後方を指さすような仕草が。並んでもよい、という意味に解釈し、念の為近づいて「終わりですか?」と聞くと「大丈夫です。今日はお客さんで終わりにします。」との返答があり、最後尾に続きました。シャッターも降りていたので、恐らく数分前に宣告となったのだろうと。ここ最近嫌な事が続いていましたが、偶には良い事もあるんだな、と。その後、入店は14時54分まで待つこととなり、それから9分後にラーメンが配膳されました。
大ラーメン、野菜大蒜脂。
麺。
約9分の茹で時間でした。
ボソッとした感触を持ち、強い弾力を持って硬めという感想を持ちました。茹で加減というよりも性質に因るものに感じました。
唐辛子と胡椒を。いつも胡椒の加減に失敗して掛け過ぎてしまいます。
足りなくなって盛付中に、約20秒間茹でられたもやしはそれでも十分に熱が入って、クタッ寸前のシャッキリ感。
豚。
みちみちとしながらも、旨味が残っているのでパサついているというわけではない豚。
反発力を持ちつつ、舌の上で解けるように崩れた豚。
タレをたっっぷりと纏った端部分。
スープ。
一口目で醤油の効きの強さに驚くも、それ以上に塩気が強まることはなく。
その後は仄かな甘みを発する、とろりとした舌触りが印象に残りました。
カリッツンとした大蒜。
固形脂は背脂とほぐし豚のバランスがよく、艶やか。
15分弱で完食。仲良く笑顔で賄いを食べながら歓談する店主さんと助手さんにお礼を言い、退店しました。
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