3月の最終日曜日に訪れました。柏駅近くへの移転前最終営業日とのことで、営業終了30分前の13時30分には到着したかったのですが、色々あって13時48分に店頭へ。外待ちはなかったので、食券を買うと用意された椅子に座って少し待って、13時56分に入店し、それから12分後にラーメンが配膳されました。なお、私が並んで以降来客はありませんでしたので、栄えある移転前最後の客の称号を得ることとなりました。
ラーメン大+豚増し、野菜大蒜脂。
圧倒的な豚の存在感。
6分強の茹で時間だった麺。
表面がツルっとして少しのもちっとした食感を持った、しなやかな口当たり。
ぐったりとするまで火の入った野菜は、茹でる際に下味が付けられているよう。スープをたっぷりと抱え込んで。
豚。
ほろっと崩れる赤身の周囲にトロッとした脂身を備えた豚。
箸で持ち上げると自然と解れてしまう軟らかさ。
赤身が大部分を占めるも旨味が残って、パサッとするところはなく。
店主さんによると、肩ロースを使用し、その質への妥協は許さないそうです。
唯一無二の仕上がりと思う秘訣は、品質への拘りとともに煮込む時間の長さにあるそう。
あっさりとした後味の非乳化傾向のスープは、一瞬だけ醤油の存在感が全面に出ているように感じるも、その後は塩気だけが突き抜けることなく、アブラと豚の旨味との調和が取れた優しい味わい。
味付けされた背脂にほぐし豚が混じって。
カリカリとした大蒜。
店主さんからの贈り物。プチュンと弾けるうずら。
店主さんからの贈り物2。
賄いを食べる店主さん、女性助手さんの横で約14分で完食。移転後の予定をお聞きして、退店しました。
店主さんからの贈り物3。もやしは丁重にお断りしました。
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