3月上旬の平日に有給休暇を取得しました。当日の朝までは、三田本店に向かう予定も毎度おなじみの寝坊により断念。布団の中でいくつかの候補地の中からこちらを選択し自宅を出立。小雨が降り出す中、14時08分に店頭に到着し、23人の行列の最後尾に。そして、後続に14人が続いた15時12分に、ロットの関係で2人を飛び越して入店し、15時33分にラーメンが配膳されました。
大豚入り、野菜脂+ネギ。
麺丼。
2分間隔で2回に分けて投入され、計6分経った頃、硬めリクエスト1杯分の麺が取り出されました。そしてその直後、3回目の投入が行われ、それから約2分経過後、4分弱を要して5杯分
の麺上げが行われました。
細く円柱形の形状。プリっと弾くような感触を持って、これまでよりも加水率低めに思わせる、硬めの食感でした。
固形脂、とろんっとした背脂。
スープ。
とろとろとした舌触りで、恐らくは主に豚、加えてそれを補完する液体油の存在に因るものであろう、しつこさのない甘み、と表現したい強い旨味に全体が覆われていました。状態としてはか
なり乳化が進んでおり、醤油の塩気は淑やかな効き具合でした。
野菜丼。
バリっという音を発した、強い歯応えの残っていた野菜。
薄めにスライスされていた豚は、それだけが原因ではなく、その特長によって箸で容易に折り畳むことが出来ました。
みっちりとした赤身で構成されていた豚。
表面が、脂身が融解したかのように、エキスで滲んでいた豚。
繊維質際立つ肉質で、ぽろぽろとした歯触りだった豚。
破片は、ねっとりとした脂身と、ゴリっとした赤身。
ふわふわとした舌触りで、味わいに軽さのあった脂身。
こちらの丼にも背脂がべろんっと。
大蒜は、カリカリとしてあまり辛くなく。
ネギ。
特有の風味が強く、シャキシャキとしていました。
およそ13分で完食し、次ロット分の麺上中の店主さんと助手さんにご挨拶し、降り続く雨にも関わらず入店を待つ22人を横目に退店しました。
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