3月上旬の平日、昼食の為に訪れました。仕事が終了したのは14時30分を過ぎた頃となったことで、店舗での飲食は難しいと判断しこちらを選択しました。テレビ等で取り上げられることも多く、それなりの知名度がありますが、私が利用するのは初めて。子供の頃は、自宅近くにもハンバーガーの自販機なんかがあったんですが、現在は確かに見掛けませんね。
この建物の中にお弁当を販売する自販機があります。
自販機は3台設置されており、稼働していたのは真ん中の1台だけでした。
かなり年季が入っています。500円硬貨使用不可ということは、昭和57年より前に製造された自販機ということでしょうね。
この日のメニューは一つだけ。
創業48年だそう。
ということです。尚、この日は15時頃でも購入可能でした。
大事に使いたいですね。
この割箸をそのまま使うには勇気が要ります。
注意書き。
何かで紹介された時の様子。
向かって右側の物にはメニューの表記があったものの売切れの表示が。
クレーンゲーム?
懐かしいゲーム機もありました。
使えるのかな?
100円硬貨3枚と10円硬貨を3枚投入し、恐る恐る「やきにく弁当」のボタンを押すと、トンッという軽い音を鳴らして予想以上の早さでお弁当が取り出し口に現れました。直ぐに手に取ると温もりを。
やきにく弁当。車内で食べるつもりだったのですが、箸を洗う為30分掛けて職場に戻ってから食べました。それでも、まだ温もりが残っていました。
フタの下でラップ包装されていました。
内容物は、ごはんと焼肉と昆布の佃煮。
容器の半分を占めるご飯は、やや硬めに感じる炊き加減で、一粒一粒が立って甘さを発するもの。
この辺りは、ミルキークイーンというブランド米の生産地ですので、品種までは判別できませんが、かなりの品質のお米が使われているのでしょう。
やきにく。フタを開けた瞬間、生姜の香りが豊かに。
胡麻の姿も見受けられ、甘味があるものの、比較的サッパリとした後味のタレ。
部位としては豚ロースになるのでしょう。
タレが良く染みており、薄切りですが赤身部分には噛み応えがあり、クチャッとした食感の脂身からは甘いアブラが。
タレったっぷりなので、ご飯が進みます。
昆布の佃煮。
有名メーカーの市販品かな?
少量でも、こういったおかずがあると嬉しいです。
6分程で完食。大手外食チェーン店ならともかく、この価格でこのクオリティーは称賛に値するかと。鶏肉を使用したメニューがあるのであれば、そちらも是非試したいです。
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