11月上旬、本年最後の祝日かつソフトバンクホークスの日本シリーズ敗退が決まった翌日のことです。午前中に10週間振りの散髪をした後、12時12分に到着すると待ち人は2人のみ。直ぐに券売機前に移動し、食券を購入していると、直後に4人組が続きました。そして、12時23分に店主さんから呼び込まれた時点では、その数は7人にまで膨らんでおり、12時33分になってラーメンが配膳されました。
なお、12時50分に退店する際には、行列は11人に増えていました。
ラーメン大、野菜大蒜脂+豚増し+限定②(カレーラーメン)+限定①(追い飯)。
8分前後の茹で時間だった麺は、2分強を要して7つの丼に割り振られました。
表面は滑らかで、伸びやかな特長を有していました。
ぐったりとした歯触りの野菜は、スープをたっぷりと抱え込んで。
豚。最近は、結構遅い時間まで豚増しを購入できる印象です。
繊維方向に、スッと裂けた健康的な豚。
ゴロゴロという風で、みっしりとした肉質の豚。
脂身だけでなく、赤身さえトロトロとした豚。選べるのならこの豚だけをいくつも。
タレが芯まで染みて、ギュチギュチとした歯応えが強かった豚。
スープ。
旨味豊富ながら穏やかな顔色のスープに、カレー粉とラー油とじゃがいもが主成分の粉末が加えられたことで、深みと辛み、そして背徳感が増して。カレー粉とラー油という、ありそうでない主張の強いもの同士の組み合わせでも、双方が喧嘩することなくむしろ融合し、舌の上に、芋に起因すると思われる心地良いザラつきを残したことが、よりカレー感を高めて。
トマト。翌営業日以降、有料にて提供予定だそうで、お試しに。
麺に添えて。
スープに溶かすと、ハヤシライスのように。この場合、砂糖も足すのだそうで、実際それも丼に入れていただきましたが、私にはその効果は確認できず。また、トマトバージョンの場合は、ラー油は不要かと。
カレーとラー油の前では、さすがにお行儀のよかった大蒜。
固形脂は、ほぐされた豚の混じった、味付けされた背脂。
限定②のトッピングの正体は不明分なのですが、ポテトチップスに似た香ばしさ溢れる風味を持っていました。
限定①の追い飯。
美味しくないわけではないのですが、スープがシャバ系なのでご飯との馴染みがイマイチで、個人的好みでは必須とは思えず。
1回食べればいいかな。
いつものように店主さんから。この日はピッチャー方式でした。
およそ15分で完食し、次々ロットの調理に取り掛かろうとする店主さんとベテラン女性助手さん、それに、休憩に入り賄いを食べ始める寸前の大きな眼鏡が可愛らしい女性助手さんにご挨拶し、退店しました。
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