一人前の大人になる為に

日々の出来事を正直に見栄を張らずに。職務上の立場を悪用した同僚に内容を監視されているので、きっかけを待って消えます。

ラーメン二郎神田神保町店

2024年12月09日 20時00分00秒 | ラーメン二郎神田神保町店

11月上旬の土曜日のことです。道中、Xの店主公認アカウントにて14時16分に閉店となったことを知ったものの、構わず14時26分に到着。それは、これ以上お借りし続けることはできないので、最悪、傘だけでも返却を、と考えたからです。木曜日に開店20周年を迎えたばかりの店内を覗き込むと、女性助手さんが厨房内で盛付補助作業をしている様子が見え、一安心。この時の列の長さは52人で、直後に列整理の為に店外に現れた遅番助手さんに白々しくも「大丈夫ですか?」と聞くと、店主さんに確認することもなく、すぐさま無言で店脇の駐車場付近の、列最後尾を指差す動作を経て、無事、並ぶ許可を頂くことが出来ました。そして、列に続いた直後、女性助手さんも何らかの理由で近くに。このタイミングで傘を返却するという、この日最大のミッションを達成することが出来ました。その後、数人に閉店した旨を伝えていると、いつもの宣告人役の方が続き、お役御免に。それから、確認できただけでも、私の時も含めて30人ががっくりと肩を落として帰っていきました。結局この日は、17時40分頃に常連さんが1人後方に加わってから、18時13分に入店し、18時21分になってラーメンが配膳されました。

 

大豚、大蒜脂+ネギ。

 

麺丼。これまでに比べて、控えめ。これ位が現在の、無理なく美味しく食べられる量、というのが食後の感想です。

 

最終ロット3人分が一括調理されるかと思いきや、私1人のみが先に。7分弱の茹で時間でした。

 

表面が一部溶け出したように滑っと。総じて水分をたっぷりと抱え込んで、プニュっとした食感でニュルンとした喉越し。総じて、軟らかめでした。

 

卓上の唐辛子と胡椒を。少しの間、舌が痺れるので、タイミングを慎重に図って。

 

ペナペナとした大きな背脂が混じった固形脂は、さらにスープに深みを与えて。

 

スープ。

 

見た目からも伝わる深い乳化具合。ポタを通り越してドロッとした舌触りで、豚出汁と脂のコクによって厚みが増しながらも、クドさのない甘みが先行し、ほどんど塩気を感じない位でした。

 

野菜丼。

 

シャキッとした歯触りが残った野菜は、他の食材の濃厚な味わいに比してプレーンな存在の為、箸休めの役割も。

 

豚。

 

豚群の天辺に鎮座する分厚い豚は、その姿に反して上品さを醸し出す赤身が主体。

 

結合部の脂身によって分裂していた大きな豚は、脂身にはタレがよく染みて、赤身は瑞々しく軟らか。

 

ゴツゴツとして滑るようにして崩れた豚と、脂身をたっぷりと含んだ豚。

 

自然に短冊状となっていた、あっさりとした後味。

 

弾力に富んだ赤身にもタレの影響が及んで、ヒリッとした口当たりだった豚。

 

ピリリッとした辛さを持っていた大蒜。二郎と言えば「大蒜」ですが、最近どの店舗においても、スープのバランスを壊してしまう気がして、「入れない」方が良いのでは?と思うように。

 

ネギ。

 

清涼感溢れる、よく冷えたネギは、主に麺に添えて。

 

およそ16分で完食し、厨房奥でへたり込む店主さんと「足りた?」「お腹いっぱいになりました。」との、いつものやり取りをして退店しました。

 



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