京成立石を後にして越谷へ。すっかり酔いが回ってしまい、無事辿り着けるか不安だったのですが何とか目的地へ。17時頃店頭に到着すると先客は3人。直ぐに最後尾に向かいました。開店は17時28分で、その時行列は15人にまで膨らんでいました。列に付いた後、普段は鳴ることのない携帯に着信があったので一旦列を離れお店裏の駐車場へ。用が済み元の位置に戻ろうとすると、外に出ていた店主さんと遭遇し一言二言。
小ラーメン豚入り+汁なし、大蒜脂。
脂とフライドオニオンが目を引きます。
しなやかさとふくよかさを備え、口に運ぶ過程で食欲をそそる香りを漂わせる麺。
ラーメンに比べて、スープに浸っていないことによって一段と硬めの食感を想像したのですが、口に入れると良い意味で期待を裏切ってくれました。
普段よりしんなりとした野菜。野菜は火の入りが深い方がその他の具材との絡みが良いので、もっとぐったりしていても良い位。
赤身メインの豚には気のせいか黒っぽい部分に獣臭が。見ために騙された錯覚かな、と思う位に僅かですが。
美しい色合いで、サックリとした感触の豚。
やや硬度のある甘い脂身を表面に背負った豚。
甘めのタレの効果も相俟って中層部以下の脂はトロっトロ。
赤身の中に脂の層が存在するかのように瑞々しさのある豚。
表面は僅かにカチッとするもその内部はしっとり軟らか。
野性味のある見ために反して直ぐにほぐれてくれました。
タレは丼から見える位に多めに注がれていました。前回は時間が経って麺が吸ってしまったので少なく感じたのかも。
ラーメンと比べて使用材料の何が違うのか分かりませんが、ブラックペッパーの量が控えめだったこともあって幾重にも重なる甘さが先行する味わいで、目を瞑るとまるで乳化したスープを飲んでいるような感覚を覚えました。
フライドオニオンはソフトなカリカリ度合も最後まで維持されていました。
大蒜はしっとり。多い方が嬉しいです。
肉片がたっぷりと入っている脂。コクを増すと同時に肉を追加する意味合いさえも。
生卵。
混ぜ混ぜしたところに卵黄だけを移すつもりが崩れてしまった結果、全卵を加えることに。総じて円やかな仕上がりなので、必要不可欠という存在ではない気も。
11分程で完食。汁なしを2回食べましたが、その明確な優位性は感じ取れず。次回は素直にラーメンを食べようかなぁと思いながらお店を後にしました。
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