5月最初の土曜日のことです。10時50分頃に到着すると16人の行列。その後、11時丁度に開店し丁寧な作業が印象的な店主さんのロット6杯でのラーメン作りの所作を、店外では大きな窓から、そしてカウンター10席と中待ち2席の店内から眺めていると、40分後にラーメンが配膳されました。
小ラーメン、大蒜。
小にしても少なく感じた麺。
黄色く平たい形状です。
表面がパッツンとして、モチモチさを備えた小麦の風味が豊かに香る麺。硬めをお願いする方が多かったのですが、個人的には最大の魅力に感じたモチモチさが失われてしまう気がするので、その必要性はないと思いました。
ヒゲが少し気になるもやしがシャキっとした野菜。
豚は小振りながらタレが染みて厚く切られたものが2つ。
赤身部分は筋繊維が少し気になる筋張っており、抵抗力の強いもの。
トロっとした脂身が甘く、サシが多いのか赤身も軟らかな豚。
スープは乳化気味。口に含むと豚出汁と調味料による程良い甘さが伝わるもスッと消え、しつこさはありません。ただ、醤油が効いているという訳ではなく塩味控えめで、キレというものはあまり感じません。何度もレンゲを上下させていると僅かに、しかしいつまでも舌に残る雑味、強いて言えば酸味がありました。これがスープに由来するのか野菜や大蒜の影響なのかは判断出来ませんでした。
標準的な大きさに刻まれた大蒜はしっとりとして風味抑え目。
今回は使用しませんでしたが、卓上調味料は唐辛子と白胡椒。
8分程で完食。事前情報を全く得ないでの訪問でしたが、退店時の15人の行列も納得の麺が美味しい二郎という感想。少し遠いですが是非機会を作って、今回少し気になったスープの出来を確かめてみたいです。
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