新型コロナウイルス感染症対策の為、当面の間臨時休業となった2日前の4月下旬の平日のこと。電車代を少しでも浮かそうと、最寄りの西台駅からではなくこちらの駅から徒歩でてくてくと30分弱。11時20分過ぎに到着すると25人以上のお客さんが。それから40分程待ってラーメンが配膳されました。
ラーメン少なめ、大蒜。
麺の量はこれ位です。
白っぽい見た目でその形状を舌でしっかりと確認できる程度の、硬めかな?という茹で加減。
噛むと、中心部はモッチリ寄りかと最初に感じるも、それを感じきる前にプツンっと千切れてしまいました。
卓上の粗挽き一味の辛味は強め。
もやしがシャキシャキとした野菜は少ないなという印象。提供前に上から醤油ダレが掛けられたようで、しっかりと味がついていました。
豚は大きく厚いものが2つ。
脂身によってそれぞれの赤身が結合されたような形状で、歯を入れるとやや筋っぽさがあるもみっちりとした肉質の豚。
脂身には甘い液体油がたっぷりと蓄えられており、口に入れるとジュッと飛び出してきます。
おまけの豚もありました。豚は評判どおりの高品質でした。
液体油の層がかなり目立ちます。ただ、見た目ほどの油っぽさはありませんでした。
豚出汁感は強く意識しなければその度合を認識できない位に控えめ。また、醤油の塩味もそこまでは、といった塩梅。見た目とは裏腹に全体的にあっさりとした味わいのスープでした。
粗く切られた大蒜の風味は抑制されたもの。
卓上の調味料は白胡椒と一味が2種類。
8分程で完食したラーメンは、全体的に比較的さっぱりとした味わいでした。豚の評判の高さが今回訪問の理由で、実食することでそれを確かめることが出来ましたが、越谷店で通常提供(諸般の事情により単純に比較対象とするには適さない)されるものを凌駕するかと言えば、そこまでではないかな・・・というのが正直な感想です。
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