駒沢公園で休憩した後、少し早いかな?と思いつつもJR東十条駅を目指しました。都会の人は意外に思うかもしれませんが、田舎には緑豊かな公園がない(わざわざ整備しなくても当然のように草木があちこちに)ので、特に何をする訳ではなくとも、ついつい立ち寄ってしまいます。
14時50分頃に店頭に到着すると、無人の待ち椅子の歓迎を受けました。早速腰かけると直ぐに2人組が。特に先頭に拘りがあるわけではありませんが、これだけ早く並び始めるなら、と思うのも事実です。
国産ブタメン、大蒜多め+野菜+ブタかす入りアブラ+大盛り。丼からビローンと伸びた麺1本が引きずられて。
丼を下ろすと側面の野菜と大蒜がパラっと崩れ始めます。
と、その直後に頂上部も崩落。
麺量はいつもより少し多めに見えます。
しっかりと揉まれた効果で縮れが生まれ、ところどころにイレギュラーな形状のものも混じっています。
油でコーティングされたこともあってツルっとした表面。
スープを纏って軟らかに変化しながらも、咀嚼していると少しのバキ感と小麦粉感を喉奥に残していく麺。
むっちりとした部分とサシが入って軟らかな赤身の特質を楽しめる豚。
ほぼ赤身で歯を入れると最後のところで抵抗にあい、その弾力性を感じさせる豚。
やや繊維質が目立つものの、二度三度と咀嚼するとスッとほぐれてしまう豚。
パサつき警戒の見た目もザクッと歯が入り繊維方向に裂けていく肉質の豚。
脂身が混在して端正な見た目の軟らかな赤身と甘いプルプル脂身で構成された豚。
アブラはもうほぼ豚です。
ザックリ切られたことでキャベツのホクホクさと甘さが際立ちます。
下味が付いたしんなりもやしはそのままでも。
最初に感じた甘味が口に含む度に豚出汁によって補完されさらに濃厚さが増幅された後に、液体油の存在感が後をついてくるスープ。
ただ思いのほか、後味がスッキリとしていたのは普段より醤油の塩味が効いていたからでしょう。
サラッとした大蒜は噛み締めるとピリッとした辛さを持ち合わせています。
別皿でも。
ブタかす入りアブラは大きな塊が嬉しいです。アブラって人を幸せにする魔法の存在ですよね。
19分程で完食。雨にも関わらず開店時37人の行列に加え、持ち帰りのお客さんが多かったこともあって厨房内はてんてこまい。そんな中でも店主さんから「毎度~」のお言葉を頂き、30人以上の行列を横目に退店しました。
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