一人前の大人になる為に

日々の出来事を正直に見栄を張らずに。職務上の立場を悪用した同僚に内容を監視されているので、きっかけを待って消えます。

ラーメン富士丸神谷本店

2021年02月18日 20時00分00秒 | ラーメン富士丸

10月下旬の日曜日に訪問しました。都内での所用を済ませ、店頭へ辿り着いたのは17時15分頃。移動中は、20人前後の行列と配膳までおよそ2時間のウェイティングを覚悟していたのですが、到着すると先客は8人のみ。しかも、前の4人とはタッチの差。ただ、17時47分に開店した際にはその行列は27人に伸びていました。

 

提供は2ロット目。1stロット分の調理が終わると、スープの入った鍋に豚骨が投入され約10分間作業が止まる空白の時間帯が。これは予定の行動だったのでしょうか?そして直近の提供から15分程して、
国産ブタメン、大蒜多め+野菜+ブタかす入りアブラ+大盛り。

 

大量の野菜と美しい豚が目を引く外見。

 

3分間茹でられた麺。

 

縁から僅かに盛り上がった位の量。

 

ボソ感満点で、時折粉がだまになったような箇所すら見受けられる、口に運ぶ際にプーンと小麦が香る麺。スープを纏っても特長を失わず、口中に富士丸らしさを振り撒きます。また、箸で摘まむと重量感を感じ取ることにもなりました。

 

卓上の胡麻を振ってアブラを混ぜると、香ばしさとコクが加わって。次回は黒胡椒をプラスしたいです。

 

期待どおりのぐったりとした野菜。もやしとキャベツの甘さが極限まで引き出されて、そのままパクパクと。

 

豚は大小6つ。どれもタレが深く染みていたように感じました。
顎力を必要とされる野性味を持ち合わせた、甘塩っぱいタレが染みた豚。

 

密度高めながらスッと歯が入った赤身とプルンっとした脂身。

 

裏側は脂身にびっしりと覆われ、厚めに切られたことで最初にザクッとした歯応えを、そして噛み千切る際には伸縮性を感じた豚。

 

赤身にもサシが満遍なく存在して、ジュッと旨味が弾け出した豚。硬さとは明らかに異なる弾力性に富んでもいました。

 

グシュッとした甘い脂を備えた豚。

 

赤身と脂身のバランスが取れ、咀嚼していると繊維に沿って裂けていった豚。

 

細かな油滴が表面を覆い、液体油の層がほとんど目視出来ないスープ。

 

液体油の支配力が強烈で、その後に豚感がトコトコと後を付いてくるもそれを上回る程ではありません。また、醤油のキレもほとんど伝わらず、総じて角の取れた真ん丸い味わいでした。ほぼ毎回、油と豚の効き具合と舌への刺激度(尖り具合)が比例せずに優しさすら感じるのは、醤油の存在感が控えめだからなのだろうと。

 

サラッとした舌触りの大蒜。

 

噛締めるとカリッとしてツンっとした辛さを発しました。

 

豚の破片比率高めの甘辛く味付けされた脂。

 

ブタかす入りアブラは油が全面に出てやや薄めの味付け、麺や野菜にたっぷりと絡ませて。

 

19分程で完食。前回はお腹の容量ギリギリでしたがこの日は余裕を持って。店主さんと助手さんにお礼を言い、39人に伸びた店外の行列を横目に帰路に就きました。

 


自家製麺 純

2021年02月17日 20時00分00秒 | 自家製麺 純

宇ち多゙を後にして、時間を潰す為に周辺を散策。開店時間10分前の17時20分頃に店頭の様子を確認すると並びがなかったので、さらにウロウロして17時50分頃再びお店前に。この時点でも半分程度の席の埋まり具合という状況だったので、直ぐに入店することが出来ました。

 

地鶏(塩)+味玉(無料券使用)+和え玉。

 

1人分毎、テポざるで1分間茹でられた麺。

 

ギッチリと詰まった感のある加水率低め故の硬めの食感。

 

深層部にほんの少し芯がありました。

 

今回はようやく使い方が分かったので黒胡椒を振って。やや淡い味わいに刺激が加わって良い具合です。

 

低温調理された豚チャーシュー。ほぼ赤身ですがしっとりとして弾力性に溢れてもいました。

 

豊富に水分を含んで軟らかな鶏チャーシュー。

 

鶏団子。

 

青葉と生姜の香りを僅かに。

 

潤いを保持しつつ歯応えもありました。

 

味玉。

 

箸を入れるとトロっと黄身が流れ出してきました。

 

味の染み具合はほんのりという具合でしたので、ちょっとスープに浸して。

 

コリっとした部分とたおやかな部分が混在する穂先メンマ。

 

フレッシュなネギ。

 

ところどころに液体油が散見される透明度の高いスープ。

 

鶏の旨味に鶏油と推測する液体油によって奥行が加わり、さらに塩の存在がそのバランスを整えて、ゆっくりと口の中に風味が行き渡っていくような優しい仕上がり。

 

海苔は下味が付いているタイプ。早々に避難させてこれ以上水分を吸わないように。

 

麺をくるっと巻いて。

 

10分程で完食し和え玉の到着を待ちます。

 

和え玉。ラーメンを8割方食べ終えた段階でお願いし、完食して2分後に提供されました。配膳は自分の好きなタイミングを選ぶことができます。

 

こちらも茹で加減が1分。熱を持った状態で提供されました。

 

短冊切りされたことで、さらにしなやかさが増した豚チャーシュー。

 

シャキシャキとした玉葱。

 

清涼感を与えてくれるねぎ。

 

出しゃばり過ぎない魚粉。

 

液体油が散見されますがスッキリとした仕上がりの醤油ベースのタレ。

 

しっかりと混ぜ混ぜして。

 

タレの味が先行して、魚粉は時折その存在を思い出す位の隠し味的役割を担っていました。

 

麺にはぶつりと千切れるような口当たりを持っていました。

 

お店お薦めの、スープにドボンをしてみましたが、それぞれを別々に食べた方がお互いの長所を感じ取れるような。

 

都合18分で完食。尖ったところのない温かな味わいを存分に楽しむことが出来ました。大行列が形成されている訳ではありませんが、来客が途絶えないのも納得の品質です。
帰りは電車代160円節約の為、1時間13分歩いてJR金町駅へ。そこからは常磐線で帰路に就きました。

 

今回も無料券を頂いたので次回も。

 


宇ち多゙

2021年02月16日 20時00分00秒 | 宇ち多゙

越谷市から電車を乗り継ぎ京成立石へ。15時50分頃に店頭へ向かうと行列は19人。まぁこんなもんだろうという感じで列に加わり、約30分後に入店することとなりました。

梅割り。最近、梅の甘さを強く感じるようになりました。

 

テッポウとハツ。この時間でも残っているとのことで。ちなみにタンは売切れていました。

 

サクリッという歯応えで、マグロの刺身に似た食感と味のハツ。

 

シコっとした歯応えで、こってりとして脂の存在を強く意識させられたテッポウ。

 

2杯目は葡萄割り。思いの外後味はさっぱり。

 

ナンコツ塩。

 

コリコリとしたナンコツはもちろん、その間にある旨味をたっぷりと内包した肉が堪りません。 

 

葡萄割り。

 

カシラ塩。

 

プシュッとアブラが弾け出し、繊維を強く意識させられる肉質です。

 

梅割り。

 

ハツ塩。

 

表層部はプリっとして、中層部以下は瑞々しく軟らかです。

 

他のおかずのタレを纏わせて。ハツも塩の方が合いますね。

 

5杯目も梅割り。

 

アブラタレ。

 

表面はカリッと。次回はよく焼きでお願いしてみようっと。

 

サラサラとしながら奥行のある液体油が口の中に広がりました。

 

45分程の滞在で、2,000円の支払い。焼き物にも塩が合うもの、タレが合うものがあるということを学ばせていただきました。

 


ラーメン二郎越谷店 昼の部

2021年02月15日 20時00分00秒 | ラーメン二郎越谷店

10月下旬の平日、午後から有給休暇を取得しました。断続的に小雨が降り続く中、14時27分頃店頭に。すると店内にも待ち人が無かったので直ぐに入店すると、食券を購入する前に麺量の確認が有り、最奥の席に案内されました。そして、約7分後にはラーメンが配膳されました。

大ラーメン麺増し(小2玉)、大蒜脂。

 

大蒜、野菜、固形脂が美しく盛り付けられています。

 

盛り上がった部分はニュルっとした触感の麺。

 

その直下のものはスープを存分に絡め取って軟らかな仕上がりで、その姿が思う浮かぶ位に小麦の香りを強く感じ取りました。

 

時間的にも量的にも余裕があったので、卓上の白胡椒を。胡椒が麺の特長を引き立てるのは当然として、麺が胡椒のそれを引き出している感も。

 

たっぷりと盛られたぐったりとした茹で加減の野菜は、キャベツの甘さが最大限引き出されたように感じます。また、麺やスープとの絡みも抜群で、次回以降もこうであったら良いなぁと思いながら次々に口の中へ。

 

箸で持ち上げるとパンパンに張っているように感じるも、頬張るとそれは適度な弾力だと解釈出来る肉質です。

 

トロットロのタレが染みた脂に覆われた端豚。

 

ほぐれるように崩れた、パサつきとは無縁の噛むとジュッと味が染み出した豚。

 

美しく澄み切ったスープからは醤油を強めに覚えると共に液体油によるコクを感じた後に、前回同様豚感満点故の旨味もしっかりと受け取ることが出来ました。

 

ツンっとした辛味を伝える大蒜。

 

ネギが混じった固形脂は、脂とは名ばかりの肉片。

 

生卵。大きな丼で用意して下さったので、序盤で麺の大半を移し冷ましながら食べることが出来ました。

 

卵黄で締め。スープを少しずつ垂らして味の調整を。

 

19分程で完食。お客さんが誰も居ない店内で、大好きなラーメンを堪能できる贅沢な時間を過ごすことが出来大満足。店主さんと女性助手さんのお見送りを受け、次の目的地へ向かいました。

 


喜多方ラーメン坂内 新利根店

2021年02月14日 20時00分00秒 | 喜多方ラーメン坂内

10月中旬の平日、仕事の合間に昼食を摂るために立寄りました。14時30分頃に入店すると店内は8割方の埋まり具合。カウンター席に案内されそうになりましたが、店員さんのご機嫌を損ねいながらも、ゆっくり出来そうなテーブル席を強く希望しました。

 

ねぎラーメン(塩味変更)+サービスライス+炙り焼豚ご飯セット。

 

ねぎラーメンの具材は焼豚とメンマとねぎ。 

 

縮れの強さが目を引く麺。

 

表面はにゅるんとして滑らかな喉越しです。

 

加水率が高いせいか全体的に軟らかく、モチっとしています。

 

焼豚。他にも破片が丼の底に。

 

繊維の存在が印象に残ったもの。

 

脂身は提供時点で既にとろけてしまったような状態。

 

表面に僅かに液体脂の粒が浮かぶスープ。

 

豚の旨味と塩味をバランス良く伝えるも、繰返しレンゲを上下させていると段々と、そして確実に塩が豚と液体油を従えてゆくイメージ。

 

ねぎを沈めると、今度は辣油が瞬間的にそれらを凌駕してしまうも、じんわりと拡がる塩の前には直ぐに脇役に甘んじてしまいました。従って、キレのあるサッパリとした後味なのですが、確かな塩の足跡がいつまでも口の中に残っていました。他の味である醤油とは喧嘩を、味噌ではその前に霞んでしまう気がして、ねぎには塩が最も合うんじゃないかと。

 

なよやかなメンマ。

 

白髪ねぎには辣油とごまが絡められて。

 

サービスライスは半ライス相当。

 

噛み締めるとかすかな甘みを覚えました。

 

福神漬け風の漬物は甘めの味付け。

 

炙り焼豚ご飯。

 

香ばしさの隙間に炙られたことによる仄かな苦味が伝わります。

 

さっくりと歯が入る肉質。

 

炙ると旨味が凝縮されたように感じました。

 

みりんとお酒が暫くの間舌に残る、ドロッとしたたれがご飯と良く合います。気のせいか、サービスライスよりも粘り気を強く感じました。

 

こちらのねぎはシャキシャキとして瑞々しさのあるタイプ。

 

最後は黒胡椒を振って。スパイシーさが加わってさらに箸が進みます。

 

味玉。

 

ねっとりとした触感の黄身とプリッとした白身。そのままでも美味しく頂けました。

 

15分程で完食。毎日食べても飽きない、がお店のコンセプトのようですが値段的に私には毎日は・・・というのが正直なところも、味は間違いなく、月に一度位はとついつい足が向いてしまいます。