大阪松竹座新築会場十周年記念七月大歌舞伎の幕が上がりました。(平成19年7月2日~26日)
12月の南座の顔合わせと並ぶ様に大阪の七月は関西歌舞伎が定着すればこんなに歌舞伎フアンとしては嬉しい事はありませんね。(もうすでに定着しているかしら)
幕が開く前、6月26日に片岡仁左衛門さんを筆頭に出演者の船乗り込みが行われました。(淀屋橋~戎橋)
御揃いの浴衣姿で船に乗り込み、橋の上から一目見ようと待ち構えている人や、ビルの窓から身を乗り出して声援を送っている人達に、手を振って答えていました。
そして、その後松竹座前より出演者一人々から、ご自分のお役の抱負のご挨拶がありました。
ベテラン、若手が火花を散らす舞台をもうすでに御覧になった方もあるでしょうが、
まだの方に演目と主演の役者の名前を書いておきますので是非、ご贔屓を見つけに行かれてはどうでしょうか。
あの話題のえび様事市川海老蔵丈は、上方のお芝居に挑戦していますよ。(どんなんかな?)
[昼の部]
一、鳴神(なるかみ)
鳴神上人 海老蔵
雲の絶間姫 孝太郎 他
二、橋弁慶(はしべんけい)
武蔵坊弁慶 愛之助
牛若丸 壱太郎 他
三、義経千本桜(よしつねせんぼんざくら)
渡海屋銀平実は新中納言知盛 仁左衛門
源義経 海老蔵
他に秀太郎、歌六、愛之助、男女蔵
[夜の部]
一、鳥辺山心中 (とりべやましんじゅう)
菊池半九朗 愛之助
遊女 お染 孝太郎 他
二、身替座禅(みがわりざぜん)
山蔭右京 仁左衛門
太郎冠者 愛之助
奥方玉の井 歌六 他
三、女殺油地獄(おんなごろしあぶらのじごく)
河内屋与兵衛 海老蔵
女房お吉 孝太郎
他(愛之助、宗之助、薪車、壱之助、市蔵、竹三郎、家橘、歌六)
以上
(画像は歌舞伎美人様からお借りいたしました。今回の船乗り込みとは一切無関係)
迫力満点、仁左衛門、歌六さすがベテラン、違います。ぜひ、御覧になられるといいですよ。
いい哲学です。その、とおりだと思います
でわまたね。