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自主防災組織の活動報告

2023年03月15日 21時34分30秒 | まちを良くする活動

3月11日(土)一般社団法人みやざき公共・協働研究会主催による「多様な主体の連携による地域力向上支援ネットワーク構築事業」報告会が開催されました。

事業の全体報告のあと、地域主体(地域力の強化)による避難生活を支える地域住民の人材育成プログラムとして、宮崎市島山地区、日向市細島地区の皆さんが、南海トラフ災害時に広域避難者を受け入れ、広域で支えるネットワークづくりへの取り組み事例の紹介がありました。

私も、上記島山地区で「とんところ地震」の碑をテーマにした絵本を、同地区に贈呈するため、午後から参加しました。

会では、この事業を進めるため一般社団法人みやざき公共・協働研究会がプログラム開発委員会を立ち上げ、地元の方と協働して、防災計画の立案、多世代間の育成プログラムの作成と研修会の開催、ITを活用した支援員の育成、防災訓練ツールの研究開発などをおこないました。

報告会では、地域のモデルとして参考になるさまざまな実践事例が紹介されました。2つの地域の今後の展望と課題について記載して報告といたします。

・いざという時に自分で持っている知識と技術を実際に行動に移す勇気を持った人たちを増やす。
・地区に根ざしだ防犯活動を計画し継続して実施する。(子供を含めての活動)
・女性がかかわる地区防災。
・高齢者一人暮らしの把握。
・24時間避難が何時でもできるような対策並び方法。
・隣接する施設の開催時の避難方法。
・避難経路の安全確認と危険な個所の整備。
・地区防災計画の周知徹底
・自治会未加入者への対応
・災害時の情報伝達の仕組みづくり
・要支援者の避難と誘導のルール化
・防災と個人情報の取り扱い方
・現状に合った避難訓練の方法 例:昼間は高齢者ばかりがいるのが現状
・行政との連携 1次避難所と2次避難所の指定があいまい
・避難所への道路整備と公園化を行いたい
・日向市のモデル地区になりたい