あしたのタネをまく、アシタネブログ!

今日よりちょっといい、明日にしませんか

大分県別府市のみかえり温泉で内湯と蒸し風呂を堪能。

2020年06月28日 18時26分12秒 | 旅、風景写真


蒸気機関車の煙のように、休むことなく、そして力強く上がる蒸気。6月27日、地元別府に住む友人のSさんの紹介で「みかえり温泉(みかゑり温泉)」にやってきました。



みかえり温泉は別府八湯の「鉄輪温泉」エリアに位置しており、料金は、300円で内湯と蒸し湯の両方を楽しめます。駐車場には、県外ナンバーが複数台あり、人気の湯のようでした。


私達は、岩風呂(家族風呂 利用料1,000円)を利用。4畳半くらいの着替え部屋に、大人2人が入れる大きさのお風呂があり、温泉は、無色透明で温度は40度位に調整されていました。また、 蒸し湯は内湯に隣接しており、交互の楽しむことができました。

蒸し湯のなかは、前が見えないほど湯気が充満しており、入るとすぐに大量の汗が流れ出ました。サウナとはちがい、ヒリヒリするような痛みもなく、天然の蒸気を身体いっぱいに浴び、日頃溜まったこころの毒素を放出?しました。



入浴料を支払うと、施設内にある地獄蒸釜を利用できます。たまごやサツマイモ、ジャガイモなどの調理時間が書いてありました。



この3つの釜をつかって調理します。次回はぜひジャガイモなどを調理したいと思います。ちょっと古びた感じの温泉でしたが、のんびりと楽しめる場所だと思いました。蒸し風呂と内湯を交互に楽しんで、その後、温泉たまごをつくりながら、風呂上がりの牛乳を飲んだりしたいですね。

30日できれいな字が書けるペン字練習帳(続編)

2020年06月25日 09時34分13秒 | 文章、表現力を目指して!
ひらがなの練習を始めて、約2ヶ月。「あ」の文字から初めて、現在「す」まで、進むことができた。毎日、一文字をA4ノートいっぱいを埋める量の文字を書いている。しかし、覚えた文字を書き続けないと美しい書き方は忘れてしまう。


たとえば「あ」という文字のやわらな曲線(上記は、1週間の練習成果)。強さと優しさをまとったような文字の形。凜として佇まい。こんな文字で書かれた手紙をいただいたら、いい気分だろうな・・との思いが練習のモチベーションとなっている。

下記の表は、文字を自分なりにクリアーしたら、取り組んで日付けを入れて次の文字へという流れを記録したもの。



上手になるには、数年かかると思われる。何故なら、2020年大河ドラマ「麒麟がくる」の題字も担当している中塚 翠涛さんのお手本の文字を見ればみる程、美しさが伝わってきて、難しいと感じるからである。100点は無理なので、55点を目指すことにした。もしかして、今、8点くらい・・・嘘!

そして、2ヶ月目の成果は、母宛の手紙。文字の形に柔らかさと強さが出てきたと感じている(本人の実感)。



60歳を過ぎ、次の世代に遺したい思い

2020年06月23日 05時34分19秒 | 家族、仲間の話題
現在、父が老人ホームに入所している。そのため空き家となっている実家のメンテナンスに、先日帰省した。そんな折り、隣家で作業中の工事業者を発見。さっそく、庭の補修をお願いしたところ、ジャストタイミングで引き受けていただいた。

工事立ち会い中、近隣の方々が父の様子や近況を案じて声をかけてくれた。それは、私にとって父の日常生活が垣間見れる瞬間だった。何故なら、皆さんの言葉から父が親しまれている存在であることが伝わってきたからだ。そういえば、あいさつ、こころ配り、身近な人への手助けなどよくしていたなぁ。

人とのかかわりが希薄と言われている昨今。すこしオーバーからもしれないが、心がけ次第で、身近な場所で「人の心に灯をともせる」ことを父が教えてくれたような気がする。60歳を過ぎ、次の世代に遺したい思いでもある。


(夜空にコムローイが舞うチェンマイのイーペン祭りより)

商標に無頓着な人が多すぎる!?

2020年06月10日 04時05分38秒 | 合同会社アシタネプロジェクト

20年前のこと。私は、WEB会社の立ち上げと運営を任され、IT企業が集まるオフィスの一角に事務所を構えた。会社では、ホームページの企画制作を始め、IT教育、ショッピングモールを運営していた。特に同モールは全国から出店があり、オープン1年後にはメルマガ会員1万人を有していた。

ある日の午後、1通の書留速達郵便が事務所に届く。宛先は、東京の弁護士事務所。なんだろう・・嫌な予感がした。

恐るおそる封筒を開けてみると、予想は的中。内容は「ショッピングモールで使っている屋号は、すでに商標登録されており、すぐに販売を中止すること。そして、ネットショップでの全顧客名と売上を報告するように」との警告文章だった。

売上はさておき、顧客情報を出すことは信用失墜であり、事実上の事業閉鎖となる。どうすればいい・・・。

悩んだ末、隣接するビルにある(一社)宮崎県発明協会に相談。その結果、隣県に特許庁を退官したばかりのAさんが弁理士事務所を開設されており相談するようアドバイスいただく。

早速、社長に報告。その日のうちに、同協会よりAさんに連絡を取ってもらい、翌日事務所に伺うこととした。

JRとタクシーで乗り継ぐこと約2時間半。路面電車が走る町。街路樹が美しい通りにひっそりと立つ事務所で、Aさんはあたたかく迎えてくれた。

改めて経緯をお話すると、「よくあることなんですよ。商標に無頓着な人が多すぎる、ある程度泳がせて(使わせて)おいて、ある時突然要求を突きつける」という手法を取るという。その言葉から、商標の扱いの怖さを改めて痛感した。そして、Aさんより対処方法をアドバイスいただく

即日事務所を戻り、教えられた通り、ネットショップを閉鎖、弁護士事務所にお詫び状を発送、出店者ほか関係者に連絡した。

1週間後、店名を変更し経緯をホームページに掲載した。その上で、改めて弁護士事務所へ書類にて1週間前からの対応を説明する文章を送付。

それから10日後、今回の警告を不問とする了解をもらった。

今思うと、迅速にそして具体的に行動したことがリスクを最小限に抑えられたのだと改めて思う。もし、対応を誤っていたらと思うと、ぞっとさせられる。

そんな経験もあり、立ち上げた法人の屋号とロゴマークを商標登録することとした。前出の発明協会に相談。登録カテゴリー(たとえば教育、福祉など)を慎重に選んだのち、マークも合わせてを特許庁に申請。一連の手続きを10ヶ月かけて、無事登録が完了した。

商標は、ネットなどを通じて、サービスを提供する場合、登録しておくことが必要。しかし、費用と時間がかかるので、まず身近な公的機関に相談することが肝要です。

ちなみに、Tさんより、商標取得の印しである®は、レジスタという意味で、米国の牛の刻印が起源らしい。

両手で支え育てる種、人が躍動し踊り出す、そんなイメージを込めてデザインしたマーク。

地村 保さん「絆なお強く―別離の苦難を乗り越えて」(再掲)

2020年06月06日 19時35分52秒 | 気になる○○

知人が共著の岩切裕さんと同級生とのことで、「絆なお強く」を貸していただいた。早速、手にとったが、内容は口語調で読みやすく4時間足らずで読み終わった。

地村保さんの息子、保志さんの拉致による失踪後間もなく、母親は心痛のあまり倒れてしまう。父親の地村保さんは、妻の介護に明け暮れながらも仕事を続け、同時に息子の消息と救出を求めて、思いつく限りの行動をとってきた。一徹な父親のあくなき執念、それは24年間にも及ぶ壮絶な闘いの日々でもあった。「やっちゃんは必ず帰ってくる」と息子の生存を信じて、24年間待ち続けた父親の執念と行動力。(本の紹介文より)

本を読んで感じたのは、地村さんの愛の深さだった。息子さんは苦難の末、帰ってくるものの、奥さんは息子を顔を見ることも叶わず帰国の半年前に他界。そんな地村さんを綴ったページを紹介したい。(北朝鮮に拉致された横田めぐみさんの父親で、拉致被害者家族会元代表の横田滋さん(87)の訃報を聞き、以前ブログで紹介させていただいた文章を掲載させていただいた。人間について、また人権や国家ということを改めて考えさせられます。)

(掲載ページ53~54ページより転載)
夕方6時半くらいになると、家内の顔と体をぬるま湯でふいてやるんや。一日じゅう寝たきりでいると、これが気持ちええんかほんまにうれしそうな顔をするんや。
 退院する前に介護の仕方もいろいろ説明を受けとったもんやから、わしはそのことを毎日忠実に実行した。

 いまでは常識になっとる、寝たきりの人向けの介護方法、たとえば血行を促したり、運動不足を補うために筋肉をもんでほぐしたり、膝の曲げ伸ばしなどの基本的なものに、わし白身で工夫したマッサージも加えた。もちろん、床ずれなぞせんように、まめに体の向きを変えたり着がえをさせたりと、介護に専念したもんやから、いつやったか家内の体を見た看護師にわしはほめられた。「介護が行き届いていますね」言うて。
 夕食の支度も慣れるにつけ、うまくできるようになった。仕事の現場をのぞいた帰りなんかにスーパーに立ち寄って、惣菜やそのほか必要なものを買い込むのが日課になり、味噌汁を作ったり、季節の食材を工夫して家内が喜ぶように精いっぱいの食事をこしらえた。

 家内の介護をしながら、わしにも自然にわかってきたことがある。それは、できうる限り相手の立場になりきらねばならんいうことや。けっして先を急いではいかん。介護される身になってみれば、自分の思いどおりにならんことが多いと、イライラや不満が重なり、かわいそうやし、精神的にもおかしくなると思う。家内と気持ちを一つにすることで、わしはその手足として役に立っている自分に満足した。

 世の中を忙しく突っ走っている人にはむずかしいかもしれんが、弱者へのいたわりがわしの心に芽生えていった。そやから家内のプライドを大切にし、雑な扱いをすることがないよう心がけたんや。
 二人で湯ぶねにつかっとると、ほんの一瞬なんやがなんか心地いい、平和な気分にもなった。ほんまに皮肉なもんや。やっちゃんらが失踪せなんだったら、こうして二人だけで向き合う時間もなく、相変わらず仕事に追われる生活が続いとったやろう。一緒になって、こんなにゆっくり家内の顔を見たことはなかった。
わしは家内の介護で、本当に充実した夫婦の時間を授かったように思う。

 世の中には、夫婦が生活のために一生懸命働いたにもかかわらず、いつの間にか心が通わなくなり、崩壊してしまう家庭もある。
 そやから、わしは家内の介護がつらいと思うたことは、ただの一度もなかったんよ。そら男やから、こった料理とかでけへんし、限界もあったけど、とにかくこれ以上でけんほど精いっぱいのことをやった。わしは食わんでも、家内には三食きちんと食わせとった。

 家内が昼寝をしとる時間を見はからって、わしは洗濯機を回した。そのころは大人用の紙おむつなんかあらへんし、ボロ布や浴衣をほどいておむつにしとったもんやから、日に三回くらいは洗濯せんならんかった。もちろんかぶれを防ぐために体は必ずぬるま湯できれいにしてやって、清潔第一を心がけとったわな。天気のいい日には車いすで何度も散歩するんやが、楽しそうにしておった。
 わしには家内のしぐさで何をしてもらいたいのかがすぐわかるようになった。やが、一応それを言葉にして確認するようにした。のどか渇いたようなそぶりをすれば「何か飲むか?」と聞く。すると、うなずくんや。

 家内は、テレビの上にある保志の写真立てを取ってくれと、しょっちゅうねだった。胸元に持っていってやると、不自由な手でそれをふところにしまうしぐさをしよるんや。そうして写真を抱きながら、いつも涙流しとったわ。倒れてからも保志のことしか思わなんだろう。不自由な言葉で、保志の名前ばっかり呼んどったわな。
 「こんなにお前のこと、めんどうみとんのやで。たまにはわしのことも好きや言うてみたらどうや」冗談でそう言うたこともあったけど、力なく笑うだけやった。

7/11 追記
北朝鮮による拉致被害者で2002年に帰国した地村保志さんの父、地村保さんが10日亡くなりました。93歳でした。新聞報道で知りました。ご冥福をお祈りします。




楽器には、弦も重要なアイテム!

2020年06月06日 11時03分00秒 | アコースティックライブと音楽

ギターの弦を変えるのが楽しみのひとつ。少し面倒だけど、張り替えた後の気持ちよさが何とも言えない。


ギターに張ったばかりの弦がギターになじむと、頑張ろう!という気持ちになる・・単純だが、リフレッシュできるひとときである。


これまでギターの弦は、ダダリオ (D'Addario) (米国)の弦を使って来たが、いろんなメーカーの弦を引き比べて、最適なものを選びたいと考えた。


価格帯は標準的な700円~1,300円を。以下が使ってみての感想だ。

Wyres

Wyres(手作り品)
音はナチュラルで繊細な音。キレイな音という印象。
2週間で弦の一部が切れる。

Johnpearse

John-Pearse
金属音、ボリューム感有り(繊細な音も)2週間で弦が疲労。
パワーある音が魅力。慣れるのに2-3日必要

Martin-SP
人工的に作られた音という感じ。音はそこそこ良い。

Ernie-Ball
特長を感じない。

Gibson

Gibson
高音がキレイ、音は明るい。

Martin-Cryonic
音質が良く、かなり長持ちする。

Martin-Claptonモデル
全体的にバランスがいい。低音が響くのでアルペジオには向く。
音は粗いが、好みに合う。

結果として、高額の弦は非常にいい音がするが、音の好みとは別だと改めて気付いた。また経済性(弦の寿命)を考え、最終的にMartin-Claptonモデルを選んだ。


アコースティックギターの音は、いつ聞いても感動的。


復習をベースにした勉強法。1ヶ月後、検証。

2020年06月04日 20時36分56秒 | 自分を磨きましょう
年齢を重ねる度に、物覚えが悪くなる。しかし、仕事のために覚えることが多い。さまざまな書籍を読む中で、繰り返して覚えること(エビングハウスの忘却曲線など)の大切が書かれている。

今回は、「賢人の勉強術(和田 秀樹,竹中 平蔵, 藤原 和博,池谷 裕二, 伊藤 真(共著))」から学んだことを実践翌日、1週間後、2週間後、そして1ヶ月後に、復習してきた。そして、今回その結果を振り返る。

○結果と振り返り
(1)繰り返し覚えることは、記憶の定着につながえるが、覚えている知識、そうでないものと、定着している知識はまだら模様。(当たり前だけど・・・)

このことは、現在ひらがなの文字練習にて、文字の形によっては3日で習得できる文字、あるいは7日かけないと覚えられない文字がある。つまり、単に決められた周期で繰り返すのではなく、内容によっては時間を掛ける必要があることから、臨機応変に繰り返す頻度を変更する。

(2)記憶の仕方は、感情や過去の事例への紐付けなどが必要。イラストや写真と一緒に覚えるなど、記憶の仕方に濃淡、メリハリをつける。

(3)使える時間に限界があることから、体系的に覚える、関連ジャンル、興味など優先順を考慮する。

(4)学んだことは、その日のうちに言語化。ノートに記すなど、その日に記憶に定着させる。

(5)自己理解を深める。自分の能力を過信せず、記憶力が年齢とともに劣っているからこそ、努力が必要なことを認識して、倦まずたゆまず学ぶ。

以下は、第一日目に取り組んだ「賢者の勉強法」から学んだ記録。
付せんは、本を読んで、気付いたことや感じたこと。その後の復習のなかで、気付いたことを追記している。