あしたのタネをまく、アシタネブログ!

今日よりちょっといい、明日にしませんか

プレゼントを準備する中で見えてきたこと

2010年08月28日 06時13分45秒 | 家族、仲間の話題

「子宝」とはよく言ったものだ。子どもからは、沢山の感動や思い出のプレゼントもらった。
思い出してみると、子どもが学校で書いてきた沢山の絵画、夢や思い出を綴った文集、川で遊んだ夏の思い出、運動会でのちょっとした活躍、誕生祝・・・。

それらひとつひとつのシーンや感動に「こども拝観料」(いいものを見せてもらったら料金を払う)を支払っているとしたら、たぶん何百万円も払っているだろう。
もちろん、大変だった子育て(現在進行中)でもあり、苦い思い出や出来事もあるが、それを差し引いても余りあるだろう。

話は変わって、長女は今年成人式を迎えた。この節目の年に、何か手作りのものをプレゼントしようと考えていた。

数日間プレゼントを考えた末、20年間の成長をまとめた写真集をしかないなと決めた。
写真や資料を集め、そして悩みながら選ぶ。150枚余りの写真を数日かけてスキャナーで取り込み、紙面レイアウト。
選んだ写真にコメントを添えて、プリント。ようやく1冊のアルバム完成。

2010_8_28

アルバムを作りながら、当時の思い出や出来事など、子どもへの思いや懐かしい当時の場面場面が、心の中を駆け抜けていった。
ふと、これは子どものためにじゃなく、自分自身のためだったのかもしれない・・・、そんなことを考えた。

案外、誰かの為って思っていることは、(回りまわって)自分の為なのかもしれない。
そう思うと、目の前の出来事も、新しい見え方がしてくる気がする。


先生は、いつまでも先生なんだなぁ

2010年08月17日 21時17分35秒 | 気になる○○

先週の日曜日に、宮崎県西都市の「西都原ふるさと元気音楽祭2010」に出演。
県内のプロ・アマ合わせて9アーティスト。私の演奏時間は、20分間。先輩ご夫妻も来てくださり、その上花束までいただき、思い出残る西都デビューとなった。

ステージを終え、音楽祭も終盤になろうとした頃、すれ違ったのは、懐かしい顔。
「原田先生?」思わず、呼んだ。原田先生は中学時代の先生で、担任としてはお世話にはならなかったものの、生徒想いの厳しい先生だったと記憶している。

「T君じゃない!」「お久しぶりです。先生も音楽祭に?」「私の幼なじみが歌っているのよ。それとね、こちらで作品を販売しているの?」
それから、先生の作品が展示してある施設内へと向かった。

館内の一角では、「ふくろう」の置物やストラップが沢山並べてあった。「好きなのを選びなさい、プレゼントするから・・。遠慮しなくていいの、
実はね、この売上の中から1個につき、100円づつ貯めて、1万円になったら福祉施設に寄付しているの。」と先生は楽しそうに話してくれた。

2010_08_17_fukuroh
仕事をリタイアした後も、生徒達を気遣い、また新たな活動へと挑戦している姿に、尊敬の念と数十年の時の流れが一気に縮まったような気がした。

ふくろうは、 「不苦労」 ともいい大変縁起の良い鳥。
今日も「ふくろう」の置物が見守ってくれている。
先生、オレ頑張ります!


50歳の節目にブログをスタート。その意味と理由。

2010年08月11日 22時10分44秒 | ブログの12年のあゆみ

自分らしく生きていくために・・・
何から手をつけようか?

ふと自分の姿を鏡をのぞくと、体のいろんな部分の変化を感じることも多く、以前より人の名前を覚えられなくなった。
衰え行く心身をカバーする意味からも、外見を良くしたらどうだろう。
このあたりが取り組みしやすいし、具体的な結果もみられるかもしれない!

考えた末、これまでの自分と決別する「儀式」することにした。

それはスーツを捨てること。スーツには、これまでの自分が生き移っているように思えたからだ。自分のスタイルを変えるには、少しくらいの痛みを伴わねば変わらないかなぁ~新しく購入するには費用もかかるけれど・・・

思い切って処分。ためらいはあったものの、何かを始めなければ何も始まらない!

あれから半年。
一番変わったのは「意識」だったように感じる。

そして50歳の夏を迎えた。
50を迎えるにあたり、こだわりがあった。それは、なんとなく歳をとりたくない。

その上で、50代から何を課題にして生きていくのか・・・と考えてきたが出したコタエは「磨く」ことだ。

理由は、ここ数年感じるのは、失われゆく若さと衰え・・・。このままでは、流されてしまう。その為には今、ここになる自分やスキルを磨いていくことが唯一、衰えに立ち向かえることではないかと考えたからだ。

過去の経験や知識から新しい価値を生み出したり、自分の生きている証を記録していくことで、未来が見えてくるかもしれない。そんなブログをつくっていく中で、これからの理想の生き方を見つけていきたい。