私が携わらせて頂いた介護予防運動教室、終了式を迎えます


一年を通して感じたことですが、
参加された皆様は、考え方が前向きで、非常に熱心

「出来るだけ最後迄、自分の事は自分で責任を持ちたい!」
その気持ちが、参加者全員から強く強く伝わってきます 。
だから教室で毎回、
「この運動は、こういう理由で大切です。」
「何故、この運動が必要かと言うと………。」
専門用語を使わずに、分かりやすく理論を説明しながら指導させて頂いてます。
教室終了後、自主グループを立ち上げて各地域で継続されている方々も多数


時々、グループ活動のアフターフォローとして指導の依頼を頂きます。
決して…
『昔から病気知らずで順調に活動的に過ごしてきた』という方々ばかりではなく、
疾病やその他、様々なことを乗り越えて日々過ごして来られてる方々が多数いらっしゃいます。
「これからもな、爆弾抱えて生活してるようなもんや!」
て…
笑顔で話される瞳はキラキラ輝いています。
まさに 『今を生きる!』

先週、
運動フォローでグループ訪問する機会があり、指導後に美味しいお茶を頂き、お話を伺いました。
「現役時代に勤めていた職場は、階段で転倒事故防止の為『手すりを持って階段を降りる事!』と決められていた。
それを忠実に守ってたら
ある日、手すりを持たずに降りるのが怖くて出来なくなっているのに気付いた!
階段って、必ず手すりがあるわけじゃない。
それ以来、会社で手すりを持つ振りをして、手すりに頼らずに降りるようにしたんだよ。」
極端な『依存心』
これが一番 人を駄目にするという貴重な体験話

