決して手抜きして走ったわけではないが、東京マラソンは楽しかった。
レース後のダメージもほとんど無い。
中盤から泣いて失速ゴール、翌日は全く歩けないほどダメージを受けた大阪国際女子マラソンのゴールと同タイムであった。
ギリギリのタイムで出場資格を得た大阪国際女子マラソンでは、やはりギリギリで関門を通過してゴールする。
だから、最終を走るランナーの気持ちは分かる。
そう思っていた。
が…
M見ちゃんの知るゴールは、たかが3時間21分少し。
7時間という長時間を走り続けたランナーの粘り、苦しさ、その後の達成感は経験がない。
だから
東京マラソンに参加して…
7時間ぎりきりで完走してゴールテープをきった選手に感動を覚えた大会であった。
「やれやれ…。終わったね」
何より嬉しいのは、姉弟とも無事に完走できたこと。
まだまだ満員の東京ビッグサイト。
霧雨の中、東京メトローに乗るための券売機が長蛇の列。
「昨日、食事制限したから今からパフェろぅぜい!」