黒鉄重工

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九州project ~The Last Domestic Journey. その7 【2014/09/27~30】

2015-03-16 22:26:35 | 旅行・イベント記

車を走らせて来た場所は海上自衛隊鹿屋航空基地にある「鹿屋航空基地史料館」。
海上自衛隊の旧装備品を展示してある他、鹿屋基地がかつて海軍の特攻基地であったことから特攻関連の史料も多く保存・展示されています。
まずは、屋外展示から見ていくことにします。



R4D-6Q「まなづる」。ダグラスの民間輸送機DC-3の海軍仕様。追加された乳首みたいなレドームが特徴。



グラマンS2F-1。艦載型の対潜哨戒攻撃機。米軍からの供与品。海自の潜水艦絶対殺すマンはここから始まったのだ(多分)。



ロッキードP2V-7「おおわし」。レシプロエンジン2機に加えブースター用のジェットエンジンを装備した戦後の代表的対潜哨戒機。爆装も出来る。
一部は川崎重工でライセンス生産された。



富士重工KM-2。SNJ初等練習機の後継機。



ビーチクラフトB-65「うみばと」。SNB練習機の後継機。計器飛行訓練用に導入した。



川崎重工P-2J。上記のP2V-7を改造して造った対潜哨戒機。
改造点は、エンジンをレシプロからターボプロップに、ブースター用ジェットエンジンを国産機に換装、プロペラの羽根を4枚から3枚へ変更、搭載機器の近代化など。



ビーチクラフトT-34A「メンター」。海上自衛隊、航空自衛隊で使用された連絡機。



ノースアメリカンSNJ-5。米軍供与の初等練習機。SNJよりもT-6と言ったほうが分かりやすいかも。



ダグラスSNB-4。米軍供与の機体。ビーチクラフトS18の軍用型。



バートルKV-107II「しらさぎ」。着水の出来る輸送ヘリコプター。海上自衛隊では掃海用に使用された他、陸自、空自でもそれぞれの用途で使用された。
警察のヘリっぽい。



ベル・ヘリコプターBell47。ヘリコプターのベストセラーのひとつ。落ちたら死ぬってのをこれらの中で一番想起させる機体。
あんまし乗りたくない。



シコルスキーHSS-2A「ちどり」。対潜哨戒攻撃ヘリコプター。潜水艦絶対殺すマン。



最後に戦艦「比叡」の主錨。比叡ファン必見ですね。
ただ、いわれ書きには宇都宮基地(現宇都宮駐屯地?)に戦後保管されていたものを移管したとありますが、「比叡」は戦争時にソロモンで沈没しています。
まさかソロモンから持ってきたとは思えません(ちなみに重量6t)し、大規模改装時に取り替えられたものなのかな?どうも出自がはっきりしない謎の錨なのです。


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