Dinah Sings Some Blues with Red/Dinah Shore
(Capitol T1351)
(Capitol T1351)
悦楽アルトサックスも昨日のベニー・カーターで一息つくことにしますね。今日は白人女性ボーカルのダイナ・ショアで行きましょう。ブルースのうまい白人 歌手でバンダービルト大学を卒業した才媛です。アメリカでは有名なラジオ番組”ダイナ・ショア・ショウ”やTV番組”ダイナ”をもっており、彼女のインテ リジェンスが余すところなく表現され人気があったようですね。ゴルフ好きの方には、彼女の名を冠したゴルフトーナメントがある事でも知られていますよね。
今日はインスト好きの方が多いので編成の小さいものをセレクトしてみました。バックはヴァイブのレッド・ノーボ五重奏団です。アルトは一息つくつもりで したが、ジェリー・ドジオンがアルト、フルートでクレジットされています。ダイナのボーカルはコントロールされたスタイルでここにおさめられたブルージー ナンバーをこなしていきます。"Do Nothin' Till You Hear From Me"のドジオンのアルトの間奏も輝かしいトーンで、ブルージーなヴォーカルとともにベストトラックです。また、ベースのイントロに導かれて始まる "It's Alright With Me"やドジオンのフルートが活躍する”Skylark"の歌唱もいいですね。
RCAの”ブルースの花束”と並んで自分が好きなダイナのアルバムです。
キャピトルのレインボウオリジナルとおもわれますがPREVIEW COPYです。