67camper's Blog

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新年にふさわしいブラウニー

2007-01-02 07:37:34 | jazz & vocal
The Best Of Max Roach & Clifford Brown In Cocert
(GNP S18 KING jp.reissue)  

 年末年始休みなしで今日まで仕事。巷が休んでいるのに、こうも仕事が続くとさすがにイヤになる。1/3にやっとコールオフとなれ、家族サービスができそうです。あと一日頑張るぞ。てなわけで新春第一弾。新春を飾るにふさわしいブラウニーの輝かしいオープンホーンの音が早朝のボケた頭に喝!を入れてくれます。今年も頑張って更新していきますね。  

 ブラウニーの最高傑作は勿論これじゃないかも知れませんが、このアルバムもジャズに関わりだした超初期に手に入れた一枚で、自分にとって思い入れの多いアルバムです。盤はキングの廉価盤、¥1500だったと思います。当時は気にならなかったSJゴールドディスクのsticker、あの偉大なSJ社(当時はそう思ってました)認定かと、黄門さまの印籠の様な迫力がありましたね。今では、「うざったい、なんでこんなシール発展だよう!」なんて思ってしまいます。人間なんて勝手なモノですね。当時は、安心マークみたいなもので、これがあれば間違いなしみたいにむしろ歓迎していたのですが・・・。さて内容については説明の必要なんてないですよね。ジーン・ノーマンのMCをうけてマックスが"JORDU"を紹介して演奏が始まる。この瞬間が好きで、今聞いてもワクワクします。続く"I Can't Get Started"とブラウニーのブリリアントなトランペットが最高です。機関銃のようなローチのドラムも炸裂します。ポーターの"I Get a Kick Out You"に続くパウエルの"Parisian Thoroughfare"も印象的で、当時はquotationなんて手法は全く知らず、”チャーチャーチャチャチャチャ”(bassclefさん的ですね。笑)と天国と地獄のフレーズがでて来てヨシヨシなんてまたニンマリしていたのが懐かしいです。  

 当然の国内再発廉価盤。でも当時のKINGさん、カバーの紙質も厚くいい作りです。新春を飾るにふさわしい圧倒的なブラウニーです!