67camper's Blog

管理人67camperの空冷VW、北米輸入住宅、キャンプ、ジャズ、自転車、アコギ、カメラ、アメカジに関するログです。

今年の一大プロジェクト「カフェオーレ」

2007-01-04 00:38:05 | Volkswagen

 すべては、富山の「volkswagen meeting 2006」がその始まりです。何となくアイロンテールのbugが旬だなんて、思ってたのですが、このときに主催したバグワークスのH社長がリストアした69vw cabrioletで来られてました。恐ろしく奇麗でひときわオーラを放っていたこのcabrioletに完全に魅せられてしまいました。このイベントも66bug(自分の足車)でエントリーを考えていたのですが、タイヤのスリップサインで一度は参加を断念しそうになったのですが、結局camperで参加しました。この時、H社長のcabrioletを見なければ、「いつかはcabrioletを!」の夢はこんなに早く実現しなかった筈なのですが、完全に火がついてしまいました。元々はやっぱり旬のeriba puckをなんて思っていたのですが、自宅への曲がった狭いアプローチなどを考えるととても無理で、そこに現れたのがかフェオーレならぬカブリオーレなのです。10月末、H社長に高知まで足を運んでいただき話を聴き、我が家の財務省におそるおそる相談しOKをもらいました。極秘で進めるつもりでしたが、VW仲間のn.itouさんが早速情報をキャッチし「カ○○オーレがうんぬん」とmixiに書いたもので、当初は「カフェオーレ」だ「ミルクがうんぬん」等とボケまくってましたが通用する筈もないですよね。クリスマスにカリフォルニアから富山に到着し画像が送られてきましたので公開いたします。本当にドでかいクリスマスプレゼントになりました。  



 自分は現車を見ていませんが(見てもわからん!)、H社長の言葉を借りるとベース車としては完璧で、L620 Savanna beigeのタグも残っているしこの色で行こうと言う事になってます。丁度,ミルクが多いカフェオーレ色ですね。見たところ奇麗で、このまま行けそうな感じもしますよね。



 しかしながらペイント、幌などプロフェッショナルな目でみると補修も相当必要なようでこれから長~いレストア期間に入ります。センスには全幅の信頼を置いているH社長の事です。この一大プロジェクト、宜しくお願いいたします。完成は5-6月の予定ですが、梅雨ですね。それから高知は雨,雨,台風と雨期に入るので,晴れたら超暑いし、実際は楽しめるのは秋かななんて思っています。そういえば車庫もない。車庫もないのに買っちゃってどうするんでしょうね。本当にバカです。VW病もここまで来ると超重症です。当然ですが家族は諦めムード。5人いるのに4人しか乗れないとか・・・。文句タ~ラ・タラです。甘んじて受けます。ごめん!

新年初のボーカルアルバムは・・・

2007-01-04 00:17:39 | jazz & vocal
Ella Fitzgerald & Billie Holiday At Newport
(Verve MGV-8234)


 ここのところインストものばかりのアップになってしまったので,久々にボーカルでもアップしましょう。新春早々なので,何かインパクトが強いものをということで片面ずつエラとビリーの’57ニューポートでのライブパフォーマンスを収録したアルバムをアップします。両者絶好調と言いたいですが,多分ビリーのファンからこの時代はペケですよなんてお叱りの御指摘が聴こえそうです。とにかく両者ともピアノトリオをバックにしたライブパフォーマンスでとっても楽しく(哀しく)聞けちゃいます。これぞジャズボーカルと言うアルバムで大のお気に入りです。

 まずエラです。バックはDon Abney(p), Wendell Marshall(b), Jo Jones(ds)のトリオです。この中では"Body And Soul"の歌唱が抜きん出ています。声の伸び,情感を込めた歌唱が冴え渡り,この曲のボーカルバージョンでも有数のモノと思います。ベイシー風のアンサンブルをこの少ないメンバーで表現してしまう"April In Paris", スキャット炸裂の"Airmai Special", そしてサッチモとローズ・マーフィのもの真似を見事にやってのける"I Can't Give You Anything But Love"と聴衆一体となった最高のライブが聞けます。これがボーカルライブの醍醐味なんでしょうね。エラの"Thank You"の声がやけに印象に残ります。

 続いてビリーのB面です。バックはMal Waldron(p), Jo Benjamin(b), Jo Jones(ds)のトリオです。何と言ってもマルとのコラボで、長くレパートリーとして来た6曲が歌われます。"Nice Work If You Can Get It", "Willow Weep For Me", "My Man", "Lover Come Back to Me", "Lady Sings the Blues", "What A Little Moonlight Can Do"の6曲ですが,“Willow~"の歌唱はこれぞビリーの世界と言った感じで,マルの哀愁漂うバッキングとともに素晴らしい出来と思います。

 それぞれ単独で一枚のアルバムに仕上げても,凄い有名盤になった可能性もありますがカップリングで損しているアルバムではないでしょうか?NEWPORTのボーカルアルバムでは真夏の夜のジャズのアニタとともにダントツの一枚でしょう。Verveのトランペッターラベルです。ぜひ聞いて欲しい一枚ですね。