Art Blakey & The Jazz Messengers
(Blue Note 4003)
(Blue Note 4003)
とうとう今日から3月ですね。もう1年の1/6が終わったことになりますね。子供のときは1年が本当に長く感じましたが、最近は1週間、1ヶ月、1年が本当に早く過ぎていきますね。
3月一発目は、MOANIN'を行きましょう!当時はそば屋のオカモチも口ずさんだというピアニスト、ボビー・ティモンズ作のモダンジャズきっての名曲のオリジナル演奏です。もう説明は不要ですよね。モーガンの縦横無尽のトランペットに心躍りますよね。本当に爽快です。続くゴルソンのソロもベン・ウェブスターのようなサブトーンとコルトレーンのような硬さを交えたスタイルの演奏もテナー奏者としての実力を示した好ソロですよね。ティモンズの3連を駆使したファンキーフレーズも最高です。(自分のNY盤は残念ながらここでスキップするんですよね。)この3人のソロを聴くとJM=MOANIN'の公式は今も昔も同じ、永遠の名演であることを再認識できますね。これに続く、"Are You Real"と"Along Came Betty"のゴルソンの2曲も最高です。B面にも人気曲“Blues March"が収録されていますが、やっぱりA面ですね。MOANIN'からの流れるようなファンキーな3曲の素晴らしさは、クールストラッティンのA面、サムシンエルスのA面、ブルートレインのA面と並ぶBNの超人気盤人気サイドであろうと思います。いいものはいい!!! いつまでたっても色あせることはありませんね!!
所有盤はNYCのモノラル盤です(もちろんキングのモノラル1800円盤もありますが)。国内盤もかなりいい音で入ってますが聴き比べると音の輪郭がややソフトな印象です。NYC盤の音のシャープさや瑞々しさはskipがあってもやっぱりいいものですね。