67camper's Blog

管理人67camperの空冷VW、北米輸入住宅、キャンプ、ジャズ、自転車、アコギ、カメラ、アメカジに関するログです。

帰ってこない67ウエスティ

2008-03-17 22:06:10 | Volkswagen

 車検に行ったきり、帰ってこないキャンパー。まいったな。ブレーキシステムは前輪がだめで交換は仕方ないとして、調子が悪いとも思わなかったエンジンがオイル漏れと左のシリンダーヘッドの緩みでどうやらセミOHとなりそうです。エンジンケースから出ているシリンダーヘッドスタッドがユルユルで十分な圧縮が得られないらしい。昨年、OHした66bugと同じ状況らしい。未だ3気筒になってはいませんが、キャンプなど遠距離を家族で移動するためエンジンを降ろすことになりました。

 3台維持自体がそもそも無理なのかなんて考えさせられるぐらい、痛いです。ブログ仲間のitouさんの67westyやkubottchiさんの74bug売却の話を知るに付け、うちの67westyも潮時かななんて考えていると、子供達から「絶対に手放さないで!」と言われ、女房もすんなりOHに同意してくれ何とか首がつながりました。

 確かに苦労して手に入れた純正テントやビンテージコールマングッズを考えるとやっぱり手放せないですよね。しばらくVW貧乏は続きそうです。

派手さはないがなかなかにジャジーなシンガーだ!

2008-03-17 05:24:22 | jazz & vocal
Kitty White/Kitty White
(Emarcy MG36020)


 Kitty Whiteというとサンリオが提供する通称”キティちゃん”を連想する方が多いかもしれませんね。このキティちゃんは白い猫ですが、本日の主役は1924年LA生まれの黒人シンガーです。クラブベースで活躍してきたシンガーでソフィスティケートされた唱法はなかなかにジャジーです。本日は名前をそのままアルバムタイトルに掲げたMercury傍系のEmarcyでの初リーダー盤をアップいたします。

 バッキングは当時のウエストコーストの名プレイヤーたちの参加でジャズ度はさらにアップしています。というのも、ジャズ批評78巻「女性シンガー第百科vol.2」でSさんに「そのボーカルはジャズ的センスはない。」と酷評されています。これじゃあ購入意欲がそがれてしまいますが、伴奏者の演奏を聴くだけでも価値がありますよ。メンバーは五重奏団でGeorge Auld(ts), Barney Kessel(g), Gerald Wiggins(p), Red Callender(b), Chico Hamilton(ds)という名手たち!これならインストファンは絶対聞きたい筈!選曲もKittyのスタイルを反映してスローナンバーが多いです(これがSさんのこき下ろしにつながったのか?)が、A-1の"Skylark"でのケッセルやA-4の“So Many Beautiful Men"のオールドのテナーなど抜群のサウンドで録音されていますね。

 所有盤はエマーシーのブルー、ドラマーラベル、両面DGのオリジナルモノ盤です。素晴らしい録音で各楽器とKittyのボーカルが味わえるアルバムです。