Jazz At Oberin/The Dave Brubeck Quartet
(Fantasy 3-11)
(Fantasy 3-11)
オリジナル盤からでてくる音の粒立ちの素晴らしさについては、もはや説明の必要もなく、このブログによくコメントくださるNOTさんはじめ多くの信奉者を生んでいますよね。再発盤は多くは、音がおとなしくなっている感じがすると思っているのはおそらく自分だけではないでしょう!今日は音の話じゃなくって、オリジナル(と思う?)10インチ盤と再発12インチ盤でのジャケットでのその画像の分解能の話です。
ここにブルーベックのOBERINのライブ盤、10インチがありますが、以前所有していたOJC盤の再発12インチと比べてみるとその画像の分解能の差は一目瞭然です。単に何度も印刷されたカバー写真であることに加え、10インチを無理矢理12インチ化(すなわち拡大ですよね)したものでは、2枚を比べると「あっ!」と言うはずです。このカバーでは建物に蔦が絡まっているのですが、そのツルの一本一本まで正確に把握できることに驚くはずです。もちろんプレイヤーの顔の輪廓までわかるのもすばらしく、このカバーがこんなにきれいな画像であることを再認識した次第です。
前置きが長くなりましたが、本アルバムはBrubeck~Desmondのカルテットでスタンダード4曲が演奏される10インチ盤です。A面が"Perdido"とStardust", B面が"These Foolish Things"と"The Way You Look Tonight"の4曲です。普段は甘いデスモンドのサウンドが"The Way You Look Tonight"で熱く燃え上がり「おおっ」となること請け合いです。
この盤はburgundyラベル、シルバーロゴの10インチモノラル盤でブラックビニルですがオリジナルかどうかはよくわかりません。しかし画像の細かさ、音のビビッドさは折り紙付きですね!