想像力

2008-12-13 02:14:39 | 雑感
自分が仕事でベストを尽くしたときにクライアントに(私の場合は塾生さん)何を与えることができるのか、これを想像すべきだと言うことを最近意識しています。

私の場合、直接的には講義をすることで、合格に必要な知識やスキル、情報をお伝えすることになります。本来的にはこれで十分なので、「与えるもの」もこれに尽きるようにも思えます。

でもね。

このような合格に必要な情報なりを伝達することで、その人が実際に合格できたら・・・。
もちろん、「俺の講義のおかげで受かったのだ!」というわけじゃ全然無いんですけれど、少しは役に立って受かったとすれば、合格という結果も与えた物の一つになるわけです。そして合格したことによってその人は好きな仕事につくことができ自己実現を成し遂げる。その人の周りにいる人も、合格によって幸せに成れるかもしれない・・・。

まぁ、「風が吹けば桶屋が儲かる」的なこと言っているだけなんですけど、結構重要なことだと思っています。「想像力を膨らますこと」、これが大事だといいたいわけです。自分が「単なる仕事、債務の履行」と思ってやっていることが、最終的に目の前のその人の人生を大きく変えてしまうかもしれないという事実まで想像を膨らませることが必要だと思うのです。それは大きな責任でもあると同時に、自分の仕事の重要性・重大性を認識させてくれるものでもあります。

このように「想像力を膨らますこと」で、自分が今何をすべきか、どうサービスすべきかが変わってくると思います。少なくとも単なるルーティーン・ワークとして「淡々と債務を履行する」ことはなくなると思うのです。実は、これはある本に書いてあったことなんですが、一読して「はっ!」と思ったので書いてみました。

上手く伝わっていないような気がしますが(笑)

さて、今日はゼミ2回目です!そして夜は「慶應労働法OBOG会」です♪


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