諦めるな、油断するな、焦るな、緊張はしろ

2008-12-08 00:56:18 | Weblog
ラグビー早明戦が行われ、明治が9年ぶりに早稲田から勝利をもぎ取りました。しかし凄い試合でした。後半ロスタイム43分あたりで早稲田が奇跡的なトライをあげ(事実上のラストワンプレーだった)、24対22.ゴールキックが決まれば24対24の同点。1990年吉田明治と堀越早稲田の早明戦史上に残る奇跡の同点劇を髣髴させましたが、なんと今年は蹴ったボールがポストにあたりはじき返されゴール失敗と言う物凄い展開となりました。ここでノーサイドとなったわけです。

早明ラグビーを見たのは随分久しぶりでしたが、下馬評では劣勢どころではなかった明治の目の覚めるようなプレー(特に後半開始早々の連続トライは美しかった)、そして早稲田お家芸の試合終了間際の一発逆転劇と、「試合はやってみないとわからない、試合は終わるまで分からない」という原理原則を改めて思い知らされた感があります。

諦めてはいけない、油断してはいけない。モメンタムが激しく揺れ動くラグビーを見ているといつもそう思います。新司法試験も同じですよね。「諦めてはいけない、油断してはいけない」。

プラスして、「緊張するのはいいが、焦ってはいけない」。これ鉄則ですね。


グレッグ・マダックスが遂に現役引退です。通算355勝、17年連続15勝以上・20年連続二桁勝利、18度のゴールドグラブ受賞、4年連続サイヤング賞受賞、打高投低の90年代に現代の奇跡とも言われた2年連続防御率1点台、など輝かしい足跡を残してきた稀代の大投手の引退。「三振なんかとったって大して意味は無い、奪三振型投手の評価が高すぎる」と苦言を呈しつつ、自身も通算3300以上の奪三振を奪い、他方で与えた四球は生涯で僅かに999個。「精密機械」の異名は伊達ではありませんでした。
学者然とした風貌や、老獪なテクニックを駆使するところから」「教授」のイメージも強いのですが、実は異様なまでの負けず嫌いで、「マッドドッグ」と言われていました。マイケル・ジョーダンの負けず嫌いは非常に有名でしたが、マダックスも相当なものだったようで、彼とポーカーなんてやるものじゃないというのは有名。
競争の激しい世界で勝ち抜くには「負けず嫌いであること」が必須条件なのかも知れませんね。ロジャー・クレメンスに続く350勝投手の引退。メジャーでも350勝投手は今後現れないだろうと言われています。
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