行政法択一試験判例対策処方例

2009-02-01 17:01:14 | 司法試験関連
如月です。春もあと少し!

判例の理解を深める。・。・。
よく私自身も使う言葉ですが、何をすればよいのか、中々分かりにくいところがあるのは事実です。

行政法の択一対策では特にこの「判例の深い理解」が重要なわけですが、正誤問題を作るときに、判示のどの辺のフレーズ、どのあたりのくだりが狙われやすいのか、その1つのサンプルとしてGOODなのが国Ⅰの行政法択一問題です。行政法の択一問題としてはおそらく国内で一番クオリティーが高いと思われます。ただ、1問あたりの分量が多いので、これをこなさないと新司法試験の行政法が解けないわけではないし、形式面での傾向が異なりますからあまりこればかりやるのは勧められませんが、相当勉強になります。

たとえば4月から3年生になる人などは、時間的に余裕がありますからローの授業進度に応じて国Ⅰ択一問題をといて、行政法とは何ぞや、というのを具体的に学ぶというのは相当学習効果があるといえます。今年受験の人は、救済法の範囲だけまず見てみる、という手もあります。

国Ⅰの問題のほうが一般的に判例を上手くいじった肢を出してくる傾向があるように感じます。ですから判例正誤問題が苦手な人は、国Ⅰの択一問題で「つっこまれどころ」を体感する、というのは1つの手でしょう。

国Ⅰの過去問題集ってあまり出版されていないのですが、高田馬場にある著名な大学に名前の似た受験指導校では以前販売していました。
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