ヤンキースが3年ぶりの地区優勝を今季100勝目で、しかもボストン相手に決めました。とりあえず一安心ですが、ワールドシリーズで勝たなければ意味は無いのでいよいよ本番と言う感じです。
しかし今季のボストンとのマッチアップは変な感じでした。開幕当初からの8試合は悪夢の8連敗を喫しました。ところが首位奪還して8月の4連戦ではSWEEPを決め、その後も2勝1敗、3勝0敗と靴下を圧倒。数字だけで見ると、ヤンキースの9勝9敗の五分ですが、正直なんだかよく分かりませんね。両チームとも前半戦と後半戦でソックリ別のチームになっちゃった、としか言いようがないですね。ボストンはワイルドカードで出てくるのは間違いなので、場合によっては、アメリカンリーグ・チャンピオンシップで激突する可能性があります。
ヤンキースと言えば大枚叩いた超巨大補強が有名ですが、実は9月の1軍登録32名中16名はヤンキース生え抜きなんですね。これはメジャー最多の生え抜き率。2005年オフから路線変更してきた成果が遂に出つつある状況です。生え抜きと巨大補強のバランスが漸く取れてきた感じです。
ヤンキースが超長期低落傾向から脱出したのはジーターがメジャー・デビューした年から、というのはもはやMLBの伝説と言っても良いですが、実は世紀末3連覇も生え抜き軍団と他球団から引っ張ってきた「無名の」実力派のバランスが奇跡的に取れていたからに他ならないのです。ところが2001年以降、常勝命題を維持するため、短期的にベテランのビッグネームに頼り始めてから覇権から遠のくことになりました。あれだけ隆盛を極めたチームが、大枚を叩いて大物を独占し捲くったのに弱くなる一方でした。ケビン・ブラウン、ロジャー・クレメンス、ランディ・ジョンソン、マイク・ムシーナ、ジェイソン・ジアンビ、ジョニー・ディモン、ゲイリー・シェフィールド、ケニー・ロフトン、アレックス・ロドリゲスなどそうそうたるメンバーを擁しながら勝てなかった。
理由は簡単で、勝つ方法を単純に間違えたからです。毎年、年俸総額(=人件費)で200億円を軽く越えるコストをかけながら勝てない。スーパースター軍団を擁しながら何故か勝てない。「やり方」を間違えたからだ。
勝つための方法論はかくも重要なのだ、ということが言いたいのです。新司法試験もそうです。実力はあるのに勝てないのは何故か?難しく考える必要はありません。悲嘆にくれる必要もありません。戦略を少し修正すれば良いだけなのです。ただその修正方法を間違えるとかなり痛いと言うだけの話。
OSなどで新司法試験とは何ぞや、という話は散々してきました。短答対策としてはマーキング講義、論文対策ではフレーム講義や完全版というべきケースメソッド論文マスター等で方法論は示しているつもりです。それを信じてもてる力の限りを尽くせば絶対受かると思います。
根本的に実力が不足しているのか(そうであればそれなりの対応策があります。基礎マスターやプロブレムメソッド論文マスターを「あえて受ける」という「急がば回れ戦術」等)、それとも方法論を間違えているだけなのか。自分のボトルネックが具体的に何処にあるのか、トコトン追求して下さい。全てはそこからスタートします。
ニューヨーク・ヤンキース、それからレアル・マドリード。ベースボールとサッカーの両巨人には共通点があります。いずれも超巨大補強をして「ギャラクシー軍団」となりえても真の王者にはなれない時期が続いた。理由は簡単、勝利の方程式を間違えたからです。奇しくも両球団の逆襲が始まりつつあります。やればできる。ただ方向性だけは間違えてはいけないのです。今は頑張りましょう。そして来秋には勝利の祝杯を挙げましょう!
しかし今季のボストンとのマッチアップは変な感じでした。開幕当初からの8試合は悪夢の8連敗を喫しました。ところが首位奪還して8月の4連戦ではSWEEPを決め、その後も2勝1敗、3勝0敗と靴下を圧倒。数字だけで見ると、ヤンキースの9勝9敗の五分ですが、正直なんだかよく分かりませんね。両チームとも前半戦と後半戦でソックリ別のチームになっちゃった、としか言いようがないですね。ボストンはワイルドカードで出てくるのは間違いなので、場合によっては、アメリカンリーグ・チャンピオンシップで激突する可能性があります。
ヤンキースと言えば大枚叩いた超巨大補強が有名ですが、実は9月の1軍登録32名中16名はヤンキース生え抜きなんですね。これはメジャー最多の生え抜き率。2005年オフから路線変更してきた成果が遂に出つつある状況です。生え抜きと巨大補強のバランスが漸く取れてきた感じです。
ヤンキースが超長期低落傾向から脱出したのはジーターがメジャー・デビューした年から、というのはもはやMLBの伝説と言っても良いですが、実は世紀末3連覇も生え抜き軍団と他球団から引っ張ってきた「無名の」実力派のバランスが奇跡的に取れていたからに他ならないのです。ところが2001年以降、常勝命題を維持するため、短期的にベテランのビッグネームに頼り始めてから覇権から遠のくことになりました。あれだけ隆盛を極めたチームが、大枚を叩いて大物を独占し捲くったのに弱くなる一方でした。ケビン・ブラウン、ロジャー・クレメンス、ランディ・ジョンソン、マイク・ムシーナ、ジェイソン・ジアンビ、ジョニー・ディモン、ゲイリー・シェフィールド、ケニー・ロフトン、アレックス・ロドリゲスなどそうそうたるメンバーを擁しながら勝てなかった。
理由は簡単で、勝つ方法を単純に間違えたからです。毎年、年俸総額(=人件費)で200億円を軽く越えるコストをかけながら勝てない。スーパースター軍団を擁しながら何故か勝てない。「やり方」を間違えたからだ。
勝つための方法論はかくも重要なのだ、ということが言いたいのです。新司法試験もそうです。実力はあるのに勝てないのは何故か?難しく考える必要はありません。悲嘆にくれる必要もありません。戦略を少し修正すれば良いだけなのです。ただその修正方法を間違えるとかなり痛いと言うだけの話。
OSなどで新司法試験とは何ぞや、という話は散々してきました。短答対策としてはマーキング講義、論文対策ではフレーム講義や完全版というべきケースメソッド論文マスター等で方法論は示しているつもりです。それを信じてもてる力の限りを尽くせば絶対受かると思います。
根本的に実力が不足しているのか(そうであればそれなりの対応策があります。基礎マスターやプロブレムメソッド論文マスターを「あえて受ける」という「急がば回れ戦術」等)、それとも方法論を間違えているだけなのか。自分のボトルネックが具体的に何処にあるのか、トコトン追求して下さい。全てはそこからスタートします。
ニューヨーク・ヤンキース、それからレアル・マドリード。ベースボールとサッカーの両巨人には共通点があります。いずれも超巨大補強をして「ギャラクシー軍団」となりえても真の王者にはなれない時期が続いた。理由は簡単、勝利の方程式を間違えたからです。奇しくも両球団の逆襲が始まりつつあります。やればできる。ただ方向性だけは間違えてはいけないのです。今は頑張りましょう。そして来秋には勝利の祝杯を挙げましょう!