答練の受講の際に

2016-11-22 17:13:00 | 司法試験関連

コメント欄の質問に対するお答えです。質問は、「論文を書く際、定義、趣旨等の基本事項が分からない場合は論証集や教科書を見てもよいのでしょうか?」というものです。

論文は答練の受講には、自分の力不足の部分を確認する目的もあります。特に入門を終えた直後の論文答練初期段階ではこの点は重要です。

しかし、いつまでも「復習が終わってから」と実戦訓練を先延ばしするのは問題です。そこで、早く実戦を経験したい、でも、知識の習得に自信がないと言う場合には、テキストを見ながらの答練受講はありだと思います。論文問題を解いて実際に答案を書く作業はとても重要なので、先延ばしは得策ではありません。

実際に見ながら書いた部分は自分でも知識不足であることは自覚できると思うので、デメリットよりメリットの方が大きいと言えます。

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