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都の西北動乱

2008-12-19 00:51:24 | 司法試験関連
遂に早稲田も痺れを切らしたのか、文部科学省の圧力に屈したのか分かりませんが、基本方針を大転回ですね。2010年実施の入学試験から、所謂既修コースが「定員の」半分と言う「普通の」ロースクールとなるようです。最も新司法試験の理念に沿った入試をしていた早稲田も、現状では洒落にならないと踏んだものと思われます。2009年実施の入試ではその準備として既修者認定試験の前倒しを実施です。

2010年
「3年標準課程への入学を希望するもの、法学既修者として入学を希望するもの(2年修了)、おおよそ半数ずつ定員枠を設けて、それぞれ別々に募集を行う予定です。また、出願に際しては 、両者の併願を受け付けることを検討しております。」

2009年
「これまで、最終合格者を対象に実施していた法学既修者認定試験を、「第一次選考合格者」を対象に実施し、同試験の結果は、最終合格発表と同時に発表する予定です(100名 程度の既修者認定を想定しています)。なお、法学既修者認定試験の結果が、最終合否判定等に影響しないことは、従来の試験と同様です。」

さて、ここで「定員」という言い方をしているのが引っかかるのは穿った見方をしすぎでしょうか?150名としないのは、今後の定員削減を見据えてのことのような気もします。実績を上げるようにしないと更なる定員削減圧力がかかるのは必至ですから、生き残りをかけて、路線変更(理念の放棄)という舵を切ったような気がします。

それにしても、急激に動きが出てきました。
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勝利への照準

2008-12-18 02:45:34 | 司法試験関連
今日トム・ピータースの本を読んでいたら、これまたイカスフレーズに巡り合った。

「うれしいことに、人間と言うのは、やる気になればできるようになっている」。

かぁ、たまるか!シンプルだがズキンと来る言葉って好きだ。こういう言葉に会えたことが嬉しい。

塾長は昔から、「もう駄目だ、もう今日は勉強できない、と思ってから更に30分勉強できるかどうかが重要」と言うこと仰っている。なるほど、じゃぁ、今日から、「もう駄目だ、もう限界だ」と言う時点から更に「1時間」やろう。

そう、30分じゃなく1時間だ。何故なら塾長の受験生に対する影響力は大きい。となるとライバルの多くは、「そうか、これから30分が勝負だ!」と思っているに違いない。そこで我々は「1時間」余計にやることでさり気なくアドバンテージを確保しようと言うわけだ!言うのは簡単だ!だからこそやる意義がある。

ライバルに対して1日30分のアドバンテージ?1ヶ月で15時間。試験まで5ヶ月あるから70-75時間だ。1日の正味勉強時間を7時間とすれば10日分になる。

なんだ、5ヶ月でたった10日分かよ。

だな、「たった」10日分だ。

しかし。

来年5月10日ごろ、全ての受験生がこう言うに違いないのだ。

「あと10日あれば完璧になるのに」。

これは試験直前期の流行語大賞と言って良いくらいだ!必ずみなこのように感じるのだ。
「あともう少しあれば準備万端なのに」!

私も今年の5月13日そう感じた。「あと10日あれば予定を全てこなせたのに」
(間違いなくこなせやしないんだが)。

さぁ、頑張ろうじゃないか。

ん?
今日はいつもに増して内容が暑苦しいって?
うん、最近スケジュールがタイトなんです(苦笑)、ええ。
受験生のときより勉強している感じがする(笑)

自分に言い聞かせているんですよ~
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双方向の重要性

2008-12-17 02:19:04 | 司法試験関連
今日は新司法出題フレーム小教室第2回目がありました。講義後も50分ほど質問受付をしました。ゼミでもそうなんですが、講義は終わっているのに、他人の質問とそれに対する私の答え・解説を他の受講生の方々が聞き入っているのがいつも印象的です。問題文の読み方、解釈の仕方、処理手順、書き方について如何に貪欲に求めているか、情報が不足しているのかが分かります。しかし毎回こういう話だけで3時間+質問という展開ですから凄いですよね!
ちなみに、4月からローに入られる方も既に受講されています。これだけ「逆風」吹き荒れる中、あえてロー進学を決めた皆さんの意識は非常に高いように思えます(ガイダンスでも来春からロー進学ですと言う方が多いのです)。

受講生の方からの質問と言うのは講師からすればお金では買えない宝物です。質疑応答を通じてより整理される、洗練される事がなんと多いことか。また聞き手がどういう受け止め方をするか、しやすいかなどリアルな情報を入手できる場でもあります。

私は、講師は講座の企画から始まり、教材制作、果てはマーケティングまで含めて関与しなければいい講義は絶対できない、という信念を持っています(ですから私の契約はそういう内容になっているという所謂「講師契約」としては特殊なものです)。理由は端折りますが、これらは全て有機的に連動しています。

受講生の方とのキャッチボールは、これらに全て影響していきます。実際問題、既にこれまでのガイダンスや講義等における質疑応答を通じて、色々な構想が沸いてきています。これらはいずれ他社にはないオリジナルのものとして提供できると確信しています。

なんて格好いいこと書いていますが、最近自分の事務処理能力の限界を改めて認識し、凹むだけならまだいいんですが、客観的に自分の首が、「きゅっ☆」「きゅきゅきゅっ♪」っと絞まってきました~♪ きゃー!

クリスマスイブまで1週間ですねぇ☆




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東大ショック

2008-12-16 02:07:37 | 法科大学院関連
入学許可内定者数

法学未修者  89名 (第1段階選抜合格者 257名 / 出願者 285名)
法学既修者 189名 (第1段階選抜合格者 554名 / 出願者 629名)
合計 278名 (第1段階選抜合格者 811名 / 出願者 914名)

北陸に行く直前に見たため、コメントが遅れましたが、遂に来た衝撃波第1弾。
東大の定員はロースクール最大規模の300名で、例年合格者数は定員比101%というところでした。ところが平成21年度合格発表では、定員300を大きく割り込む上記の数字となりました。これが何を意味するかは一目瞭然です。平成22年度から、ロースクールの定員が間違いなく削減されるということです。おそらく旧国立大学系最高峰の東大が「率先して」定員削減受け入れ方針を示したことで、旧国公立系法科大学院全てに文部科学省の強烈な「指導」が入ることになると思います(と言うよりも既に入っていると思う。もっとも命令はもうできない)。今後、京都大、一橋大の発表が注目される。これらが東大と同様の入試結果を出せば、120%間違いないと断言していい。平成22年度入試からの削減は規定路線だ。

私立大学については、旧国公立系ほど強烈な指導を入れにくいとはいえ、今後激しい攻防が起きると思われる法科大学院は早稲田と中央でしょう。最高峰東大より、早稲田・中央の定員が多いという事態は想定できないからです。正直現在の早稲田の実績では定員200名と言われても「まぁ、そうかな」という状況と言わざるを得ない。先日公表された中間報告では、定員削減を考えていないローは6つあり全て私立であるということでしたが、この6つの中に早稲田・中央が含まれていると考えるのは自然でしょうから、これからどうなるのか注目です。私立の場合、経営の問題もあるので複雑です。

いわゆる定員100名以上の大規模ローで、しかも過去3年間の実績が規模に比べ芳しくないローは狙い撃ちされそうな気がします。個人的には実績のあるローは現状維持は当然、むしろ増員してもいいと思いますが、芳しくないところは削減もやむを得ないのかも知れません。文部科学省や法務省も色々考えているようなのですが、とにかく、在学生・受験生のことを第一に考えて行動して欲しい。「合格率の維持」を金科玉条にし、本末転倒な政策を採用するのだけは止めて欲しい。


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慶應義塾大学法科大学院労働法OBOG会

2008-12-14 02:35:36 | 司法試験関連
ゼミ2回目でした。ゼミ3時間、質問対応1時間半。こちらも色々勉強になります!

19時に京橋にある「レストラン・サカキ」へ銀座線で。慶應労働法OBOG会に参加しました!とっても愉しかったです!コースだったのでかなりリッチな気分を味わえました。白ワインもたっぷり堪能できました。1期生の方と色々話せて名刺交換も。今度呑みに行きましょうと。横のつながり重要ですからねぇ。1期生の方々は本当に仕事が楽しそうでしたよ!もちろん我等が山川先生もお元気そうでした。先生の名刺も頂けて当方かなり喜んでおります(笑)

しかーも。料理代は1期生の方の奢りというサプライズ!かぁぁ、なんとご馳走になってしまいました♪先輩ありがとうございます!帰りは東京駅までみんなでぷらぷらとそぞろ歩き。綺麗な、かつ大人の街だぜ東京。

さぁ、6時おきで日本海だぜ~☆
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想像力

2008-12-13 02:14:39 | 雑感
自分が仕事でベストを尽くしたときにクライアントに(私の場合は塾生さん)何を与えることができるのか、これを想像すべきだと言うことを最近意識しています。

私の場合、直接的には講義をすることで、合格に必要な知識やスキル、情報をお伝えすることになります。本来的にはこれで十分なので、「与えるもの」もこれに尽きるようにも思えます。

でもね。

このような合格に必要な情報なりを伝達することで、その人が実際に合格できたら・・・。
もちろん、「俺の講義のおかげで受かったのだ!」というわけじゃ全然無いんですけれど、少しは役に立って受かったとすれば、合格という結果も与えた物の一つになるわけです。そして合格したことによってその人は好きな仕事につくことができ自己実現を成し遂げる。その人の周りにいる人も、合格によって幸せに成れるかもしれない・・・。

まぁ、「風が吹けば桶屋が儲かる」的なこと言っているだけなんですけど、結構重要なことだと思っています。「想像力を膨らますこと」、これが大事だといいたいわけです。自分が「単なる仕事、債務の履行」と思ってやっていることが、最終的に目の前のその人の人生を大きく変えてしまうかもしれないという事実まで想像を膨らませることが必要だと思うのです。それは大きな責任でもあると同時に、自分の仕事の重要性・重大性を認識させてくれるものでもあります。

このように「想像力を膨らますこと」で、自分が今何をすべきか、どうサービスすべきかが変わってくると思います。少なくとも単なるルーティーン・ワークとして「淡々と債務を履行する」ことはなくなると思うのです。実は、これはある本に書いてあったことなんですが、一読して「はっ!」と思ったので書いてみました。

上手く伝わっていないような気がしますが(笑)

さて、今日はゼミ2回目です!そして夜は「慶應労働法OBOG会」です♪


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磐石な基礎

2008-12-12 02:26:04 | 司法試験関連
2008年もあと20日ですね。早い!第4回本試験まで約150日です。9月11日の合格発表から90日が経ったわけですね。残念だった人も、今となってはあの悔しい体験も追憶の彼方へ、再度進撃開始していることと思います。現役生の人は、ローライフも残りわずかとなりました。年が開ければ、どんな状況にある人もみな臨戦態勢に入る時期です。頑張りましょう!

「磐石な基礎」を固めることが何よりも肝要です。「磐石な基礎」という言葉は、先日伊藤塾長から聞いたのですが、妙に腑に落ちた言葉なんですよ(基礎マスターなどでは従来から繰り返し仰っているようです)。本試験突破のために必要なこと、正にその通りなんですよね!手を広げすぎない、高等なことをやり過ぎない。判例も百選にこだわれば十分です。重要判例はできれば直近5年分くらいはやりたいところですが、3年分くらいが限度でしょうか。それでも相当安心ですけどね!「時の判例」でカバーするという手もあります。刑法は特にお勧めです。第3回の「それはないだろ」問題で!?有名な遺産分割の判例も掲載されています。労働法の選択の人は、百選の改定もありそうなんですが、重要判例で現在の百選が出版された以降の判例は拾っておくべきではないでしょうか。

判例を読むときに、判旨規範部分の「留保」部分にこだわるといよいと思います。択一でもこの辺、つんつく突っついてきますからね。行政法の条文なんかもそうなので、12月25日・26日開講の、判例六法条文マーキング講義でもこの辺こだわります。

土曜日から、塾恒例の沖縄スタディツアーです。私は今年は行かないのですが来年は行ってみたいですね!まぁ、土曜はゼミがありますし、14日はいよいよ北陸遠征です!金沢です。有意義なことをしゃべりたいと思っています。試験に役立つことしか話さないつもりです。北陸地方の人は是非おこしくださいね!


サバシア、7年1億6000万ドルでヤンキースと合意のようです。良かった♪投手としては史上最高です。

一方われ等がマイク・ムシーナは、今年自身初の20勝を記録したにもかかわらず引退することを既に表明しています。通算270勝で、名誉の殿堂入り当確ラインの300勝も十分狙えるのですが、本人いわく、「20勝して引退するなんて格好良いだろう?あと1年やると300勝を意識してしまうだろうし、もう十分さ。これからは家族と過ごしたいんだ」だそうです。

格好良すぎるぜ、ムース!お疲れ様でした!
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有楽町で逢いましょう

2008-12-11 02:36:13 | 雑感
今日は有楽町でお食事会ですた。愉しかった♪いい気分でお酒が呑めました~☆

しかし有楽町・銀座のイルミネーション良いですねっ!

きらきら~

そして12月30日は七輪武道会電撃開催ということになりました

えっと、明日は重要な会議を頑張りつつ、マーキング講義行政法の予習と添削を一生懸命やりたいと思います。

うー、色んなお酒を呑みすぎました(我輩は2,3種類のお酒を頼んで同時に呑むくせがありますです)

あと2週間でクリスマスイブですね==☆

・・・・うほっ。
マーキング講義まで2週間ってことだわ!
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明治神宮

2008-12-10 01:49:07 | 雑感
今日は、新司法出題フレーム体得小教室の第1回目がありました。平日昼間なので「人来るかな」と普通に心配していたのですが(笑)。

ゼミで1回こなした内容なので、スムーズに授業が展開できたと思います。3時問題文と取り組んで、あんまり法的な論点の説明はしない(説明する部分は、本試験の処理手順確立の上で重要だけれども従来のインプット系では触れられていないような部分)という異色の!?講義となっております。未修の方が多いというのも従来の受験指導校の講座と一線を画しているかもしれません。

さて、講義は楽しいのう、とご機嫌な1日なわけですが、14時からだったので、その前に明治神宮を電撃訪問(笑)紅葉はピークアウトしてしまったようなんですが、まだ綺麗だという話もあったので行って見ました。よく考えたら毎日原宿を通過しているわけで正に灯台下暗し。もっと普段から行っとけば良かったかも。明治神宮といえば、初詣参拝者数連続日本一なわけですよ。この連続1位記録と、国Ⅰ内定者数東大連続1位記録は恐らく途絶えることはないんじゃないかというものですわな。

我輩も、中高の頃に5年連続で友達と大晦日に進撃したことがあります!今から考えると徒に寒く疲れるだけで得るものはなーんもないわけですが(笑)日本一のイベントに参加しているんだと(笑)。

かれこれ20年ぶりかよ!というくらい行ってませんでした。目の前を日々通過しておったわけですが。

初の初詣でない明治神宮。広い・・・。こんな広いのかここは。人も少なく静謐な環境で正に都会のオアシスでした。参道も広いな長いな、ああ、そうそうここで曲がるんだよな、と懐かしんでみました。本殿ってこんなかんじだったのかと初めて知る(笑)初詣だと遥か手前で右側に流されますからねぇ。いや落ち着いたところです。

ある看板に気がつきました。

「明治維新140周年」。

たしかに!ちょいと感動。

そしてでかでかと「五箇条のご誓文」全文を掲示しておりました。おお!五箇条のご誓文!中学の歴史のテストだとこの部分が空欄になっていて穴埋めすんだよな、という明治の元勲が聞いたら切れそうなことしか思い出せず!
改めて読んでみる。5番目の「天皇中心の」という部分を除けば今の社会でも当たり前に通用する良いこと書いてますね。本殿には、五箇条のご誓文と教育勅語が印刷されたものがただで置いてありました。おお、教育勅語!有名だけど中身知らんぞ、というわけで1部頂く。
教育勅語って「天皇陛下万歳」的な天皇家礼賛の嵐なのかと思ったら、全然違った。・。・。かなりまともなというか当たり前の良いことが書いてある。一部「妙なフレーズ」もありますが、まぁ、時代が時代なので。


ちょっと新鮮でしたね。


でもね。


教育勅語って聞いてさ・・・。


まず最初に思い浮かんだのが、「これ隠して捕まったんか」という刑法各論の判例だった自分が愛しかったです。


おわり。
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北陸へ

2008-12-09 01:43:14 | 雑感
14日日曜日に北陸方面へ行きます!大学生協主催でガイダンスを行うのです。14日は朝東京発で、昼過ぎに着いたら、半日べったり大学でガイダンス・質問会(場合によっては個別カウンセリング)を行います。対象者は特に限定していませんので、是非是非ご参加くださいね!}

夜は泊りなので、美味しいものが食べられそうで楽しみですってば北陸は、学生時代に金沢・富山・立山黒部を練り歩いたのが懐かしいところです。カニ好きになったのも北陸のせいよ~(笑)


NFLが佳境!特にAFCのプレーオフ進出をかけた争いはハイレベル!昨年屈辱のシーズン1勝15敗に終わった、マイアミ・ドルフィンズが8勝5敗で、ニューイングランド・ペイトリオッツ、ニューヨーク・ジェッツと東地区首位に並んでいます。寒くなると弱くなるというジンクスも跳ね返しいるかちゃん達進撃中。
スティーラーズ、レイブンズが北地区首位を争い、南地区はタイタンズ、コルツが2強体制、西地区はブロンコスが安全圏。このうち6チームだけがプレーオフ進出です。
NFCはディフェンディング・チャンピオンであるニューヨーク・ジャイアンツが独走中で連覇へ向けて視界良好、そして先日当ブログでも紹介した「ワーナー伝説」の主人公、38才となったカート・ワーナー率いるアリゾナ・カーディナルスが24年間で2度目の勝ち越し、しかも35年ぶりの地区優勝!を決めた。ワーナー完全復活です!

ジェッツとジャイアンツがスーパーボウルで激突すれば史上初の「サブウェイ・ボウル(ニューヨーク勢同士の対決のこと。ヤンキースとメッツの本拠地が地下鉄で繋がっていることからこう呼ばれる。)」に、ジャイアンツとコルツがぶつかれば、兄弟QB対決「マニング・ボウル」になります。このマニング・ボウルは実現したら凄いですよ!弟イーライが昨年のスーパーボウルMVP,兄ペイトンは一昨年のスーパーボウルMVPです。空前絶後のスーパーボウルMVP兄弟の激突、マニング家は3年連続スーパーボウル制覇になりますからね!

そして・・・今年も「史上初」の可能性がもう一つ。
奇跡の「逆パーフェクトシーズン」です。現在、デトロイト・ライオンズが破竹の13戦全敗中!あと3連敗でシーズン16試合制になってから史上初の快挙。昨年マイアミは15戦目で初勝利をあげ、1勝15敗で辛うじて逃れましたが(マイアミは史上唯一のパーフェクト・シーズンも達成しているので全敗だったら「両パーフェクトシーズン達成」だったんですよ)。

さてどうなる。
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諦めるな、油断するな、焦るな、緊張はしろ

2008-12-08 00:56:18 | Weblog
ラグビー早明戦が行われ、明治が9年ぶりに早稲田から勝利をもぎ取りました。しかし凄い試合でした。後半ロスタイム43分あたりで早稲田が奇跡的なトライをあげ(事実上のラストワンプレーだった)、24対22.ゴールキックが決まれば24対24の同点。1990年吉田明治と堀越早稲田の早明戦史上に残る奇跡の同点劇を髣髴させましたが、なんと今年は蹴ったボールがポストにあたりはじき返されゴール失敗と言う物凄い展開となりました。ここでノーサイドとなったわけです。

早明ラグビーを見たのは随分久しぶりでしたが、下馬評では劣勢どころではなかった明治の目の覚めるようなプレー(特に後半開始早々の連続トライは美しかった)、そして早稲田お家芸の試合終了間際の一発逆転劇と、「試合はやってみないとわからない、試合は終わるまで分からない」という原理原則を改めて思い知らされた感があります。

諦めてはいけない、油断してはいけない。モメンタムが激しく揺れ動くラグビーを見ているといつもそう思います。新司法試験も同じですよね。「諦めてはいけない、油断してはいけない」。

プラスして、「緊張するのはいいが、焦ってはいけない」。これ鉄則ですね。


グレッグ・マダックスが遂に現役引退です。通算355勝、17年連続15勝以上・20年連続二桁勝利、18度のゴールドグラブ受賞、4年連続サイヤング賞受賞、打高投低の90年代に現代の奇跡とも言われた2年連続防御率1点台、など輝かしい足跡を残してきた稀代の大投手の引退。「三振なんかとったって大して意味は無い、奪三振型投手の評価が高すぎる」と苦言を呈しつつ、自身も通算3300以上の奪三振を奪い、他方で与えた四球は生涯で僅かに999個。「精密機械」の異名は伊達ではありませんでした。
学者然とした風貌や、老獪なテクニックを駆使するところから」「教授」のイメージも強いのですが、実は異様なまでの負けず嫌いで、「マッドドッグ」と言われていました。マイケル・ジョーダンの負けず嫌いは非常に有名でしたが、マダックスも相当なものだったようで、彼とポーカーなんてやるものじゃないというのは有名。
競争の激しい世界で勝ち抜くには「負けず嫌いであること」が必須条件なのかも知れませんね。ロジャー・クレメンスに続く350勝投手の引退。メジャーでも350勝投手は今後現れないだろうと言われています。
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「なぜうちのローに来るべきなのか」

2008-12-07 19:05:22 | 法科大学院関連
http://www.47news.jp/CN/200812/CN2008120501000920.html

文部科学省が国公私立の全74校から意見聴取したところ、19校が2010年度から入学定員を削減すると回答したことが5日、分かった。

削減を「検討中」としたのも49校で、法科大学院の約9割が定員を見直す意向であることが判明した。ただ各校とも具体的な減員数などは明らかにせず「横にらみ状態」(文科省幹部)といい、削減規模などの具体化が焦点となる。

法科大学院をめぐっては、中教審大学分科会の特別委員会が9月、自主的な定員削減や統廃合を推奨し、入学枠の縮小を目指すとした改革案を提言。これを受け10月から11月にかけて各大学院から意見聴取した。

定員削減を考えていないとした回答は6校あった。統廃合を検討しているとしたところは1校もなかった。

聴取内容では、定員規模が大きい大学院が率先して減らすべきだとする意見や、入学率や司法試験合格率が低迷している地方の大学院においても、地域の状況を踏まえて判断すべきだとする意見などが出た。



だそうですよ。なんだかなぁ、という感じがする。


一番引っかかるのが最後の部分。「定員規模が大きい大学院が率先して減らすべきだとする意見」や、「入学率や司法試験合格率が低迷している地方の大学院においても、地域の状況を踏まえて判断すべきだとする意見」。

「当初予定していた合格率より低いじゃないか」という「批判」に対して、まず「出口担当」の法務省サイドが「配慮」してくれた。合格率を、出願ベースではなく、実際に受験した数をベースにして高めになるようにしたり、批判を受けつつも何とか2000人前後の合格者を出したりしてきた。でもこの手法はもう限界に来ており、増員路線については開き直ってしまった。

となると今度は「入り口担当」の文部科学省が「豪腕」を振るう番である。それが「法科大学院の定員減らし」である。確かに入り口を絞れば、合格率の低下にも一定の歯止めがかかるし、そもそもの大失敗は、文部科学省が認可しすぎたことにあるわけで、ある意味正しい選択ではあろう。

でもその方法として「定員規模が大きい大学院が率先して減らすべき」というのは合理性が無くないかと。定員規模が大きかろうが、実績が出ている法科大学院なら減らす理由が無い。減らすべきは、「実績が伴わない法科大学院」であろう。そもそも競争原理が働いて、率が低い大学院は淘汰されていく、という前提で沢山のロースクールができたはずだ。そして3年間にわたり「競争」が行われ、その結果が今出てきているわけだ。この結果は各大学院の努力の結果であって正当に評価されるべきである。それを、「地方にもローは必要だ」という分かった様な分かんない様な理由を並べ立てて、「定員が多いローが悪い」というわけの分からないことを言い出すのは勘弁して欲しい。

おそらく、東大や慶應などの首都圏の大規模ローの定員を減らせば、「従来なら都心に残ったであろう優秀層が地方に流れてくる」=「そうすればうちのローの合格率も上がる」=「うまー」という思考を辿っているのが容易に想像ついて気分悪い。

首都圏の上位ローの定員を減らしても、あぶれた層が地方の名も無いローに流れるなんて「妄想」はしない方がいい。この点については1期生がすでに煮え湯を飲まされている。受験生が同じ轍を踏む分けない。合格率において、そして就職において圧倒的な「ロースクール間格差」が生じている状況で、ローのネームバリューを無視して進学先を決めるなんてありえない。それなら1年浪人して来年チャレンジ、それで駄目なら若いうちに就職しちゃう、というパターンが生まれるだけだ。結局、優秀層が益々法曹界から離れていくだけに終わる、というのが我が予想である。東大が凄いのは「東大」というブランド力があるからだ。それ以外でも何でもない。実際、過去3年間合格率では一橋に見事にストレート負けしているわけだが、それでも東大が永遠のナンバーワンなのだ。4大事務所はこぞって東大ロー卒を取り捲っている。これが実情であり、ブランド力である。

以上を前提にしつつ、優秀な受験生を呼び込むためには、そのローに行くだけの理由をロー側が提示しなければならない。これは学歴社会である日本では相当厳しいハードルだ。ロー入試の際に、「なぜ法曹を志望するのか」「なぜうちのローなのか」ということをステートメントなり、面接でロー側は受験生に問うたわけである。であるならば、今度はロー側が受験生に対し「なぜうちのローに来るべきなのか」を提示すべきである。それができないローは市場から退場すべきだろう(俺の意見というより、制度設計段階から元々そうだったはずだよね)

同時にローはもっと学部のキャリアセンターと連動して就職先の開拓に努力すべきだと思う。同時に受験生も「司法試験合格」=「裁判官・検察官・弁護士」というステレオタイプの発想はそろそろやめた方が良いかもしれない。アメリカのように、「法曹資格」をひとつの武器としてキャリアアップを狙うべきであろう。もっともこれは社会がそうならないと無理なんだけど(とある世界的超一流企業でさえ、「法務博士を採らない理由は、使いこなせないから」というのが現状である。使いこなせない理由はここでは触れない)。

土壌が違うのにアメリカ型理念の制度を「移植」しようとして不整合が出まくっているのが現状というのが良ーくわかる。一方で諸外国と比べても法曹の数が圧倒的に少ないという状況は変わっていない。法曹を増やす必要性自体も当初から変わっていない。当初の予定と決定的にズレが生じてしまったのは「(一部の)法科大学院に教育力がここまで無いとは」という点だ。きつい言い方になるが、これは厳然たる事実なんじゃなかろうか。「今いるローを中退して、もっと上位のローに再入学したいんですが」という悩みを持つ受験生が多いということを実績が低迷するローは真摯に受け止めるべきであろう。それが人の人生を預かった者の責任だと思う。「でかいローの定員減らせば」なんて言っている段階で終わっている。何とかすべきは「教育力」だと思う。自助努力が最初にくるべきだ。


それからいつまでも「ローで前期修習に相当する教育はなされている」ということをのたまうのはやめたほうがいいと思う。実際そうじゃないことは、ローの教員も、合格者も、修習所の教官も、弁護士会も知っているわけですよ。なのに、「前期修習相当の力はあるはずだ、だから前期修習はやら無い、そうしたら凄い馬鹿が実務に出はじめておじさんびっくる!あら大変!」、とかいう茶番劇をオールスターキャストで演じている。なら前期修習復活させりゃいいじゃねーかと。なんか問題あんのかと。ローと前期修習が非両立ってのは、「第一志望は譲れない」的に譲れない線なんですかと。


あ、そうか。財務省がお金出してくれないんだっけ!

そりゃ無理だー。
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記念日

2008-12-06 21:12:01 | 司法試験関連
ゼミ1回目が無事終わりました。質問も良く出ていましたしみなさん取組み姿勢が非常に積極的だったと感じました。熱気がありました。試験に向けて気合も重要です。正直3時間じゃ短すぎますね(笑)内容的にもかなり毛色の変わった講座だと思います。

今日までに答案を出せなかった人(憲法だけ出した、等も含む)は次回持ってきてもらっても構いませんので、遠慮せずに提出して下さい。



と、仕事は絶好調なんですが、実は昨日からテンションが落ちてぐだっとしています。いわゆる凹み状態。そして今日も変わるはずもなく,ぐだっとしていました。明日も間違いなくぐだっと落ち込んでいるものと思われます。家に篭りますわぃ。
今日は、CSIマイアミ6、コールドケース4、グレイズ・アナトミー4見て寝ます~。
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12月6日土曜日

2008-12-06 01:51:34 | 司法試験関連
ゼミの方はお蔭様で定員締め切りです。ありがとうございました。

さて日付が変わって、もう今日ですが、いよいよ初回です。頑張ります!


結局、行政事件訴訟法に続いて、行政手続法と行政不服審査法のコンメンタールも買いました!がっつり勉強させて頂きます。
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初冬の桜坂

2008-12-05 02:07:11 | 司法試験関連
12月は20日までで、休みが1日しかないことに気がついた本日です。忙しい方がいいけど。暇ほど哀しい物はない。

クリスマスまでもう20日ですね。早いっ!副都心3強の渋谷・新宿・池袋のクリスマス・イルミネーションがちと期待はずれ。えぐいブルーな新宿は論外として、池袋は地味だし(その分風情はある)、そして渋谷は街路樹に電球くくりつけてみましたが何か的なイマイチ感がある。「うはっ、これすげっ!」という「ランドマーク」的なのが欲しかったなぁ。

元祖大人の街、ヒルズ、ミッドタウン、汐留、銀座あたりに圧倒されとります。

伊藤塾前の桜坂。桜たちもほとんど落葉してしまいました。4月の満開だった頃が懐かしい。試験直前期で一番余裕がなかった頃だ。

それから新緑眩しい初夏が来て、暑い日差しの中深い緑に変わり、秋には紅葉し、初冬の今落葉していきました。はたから見ると物哀しい風情ですが。実は今から来春に燦然と輝きを取り戻すために、エネルギーを溜め込んでいるわけです。人間の目から見れば落葉した桜はみすぼらしいだけですが、桜にしてみれば知ったことではない、こちとらエネルギーを蓄えてんだと、余計なお世話だと。来春びびんなよと。そういうわけなんですね。いきなり美しく花開くわけではない。

2000年1月、セントルイス・ラムズはスーパーボウルを制します。スーパーボウルMVPをとった「エースQB」カート・ワーナーは正にシンデレラ・ボーイでした。シーズン開幕当初は、名も知られない控えのQBでしたが、エースQBが怪我でシーズンアウトとなり、急遽「仕方がないので」レギュラーとなった。そうしたら・・・。
ヨーロッパNFLでプレーしたり屋内フットボールリーグなど経験したりと、辛酸を舐めてきた「遅咲きの天才」が遂に花開いたのでした。スーパーでバイトまでしていたQBがスーパーボウルを制した、と一躍時の人となり、「ワーナー伝説」は前年にマイケル・ジョーダンを引退により失った米国スポーツ界を席巻することになります。NFLファンの間では、この頃のラムズは、ワーナーを中心とした「ハイパー・オフェンス」で有名です。毎試合毎試合、もう凄まじいまでの点の取りっぷりでした!見ていて気分爽快になる豪快な試合をしていました。

私はスポーツを見るのが大好きで、数々の歴史に残る名場面をリアルタイムで見ることができました。この「ワーナー伝説誕生の瞬間」は今でもよく思い出します。受験生の頃は心の支えとなったものでした。最後にもうひとつ、20世紀最高の3人のアスリートにも選ばれた、史上最高のバスケットボール・プレイヤー、マイケル・ジョーダンが初めてNBAファイナルズを制覇するのに「7年」かかっています。その前の3年はデトロイト・ピストンズにファイナルズ進出を阻まれていました。あのMJでさえ、頂点を極める直前は悔しい思いをしているわけですね。

第4回本試験で猛烈にスパークできるよう、今はじっくり慌てずエネルギーを蓄えていきましょう。
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