TU大の某教授ネコの妄説を聞くと、ネコ国の知識ネコと言われる方々のレベルの低さは尋常でないことがわかる。恥ずかしくて洞穴にでもこもりたい気持ちだ。教授は、東アジアの国々の動静を評して、「誘拐犯と泥棒に囲まれたネコ国」などと述べ、それをSネコ新聞が活字化している。「よけいなことをするんじゃない」と、とのが怒っている。
彼らの感覚がいわゆる右派なのだそうだ。教授が言説の中で左派をこき下ろしているから、自分たちを右派だと考えているのは間違いない。とすれば、右派とは礼儀を知らない品性のない連中だということ。今、東アジアで起きているのはそういう恥ずかしい連中の泥仕合なのであって、ネコの心の痛みを理解し、彼らのために自分は何ができるだろうかと考え行動するネコたちの関知するところではない。
つい先日の報道だが、中国の奥地へ医薬品などを自転車で運んでいたネコ国の若者が、一部の中国ネコから暴力を受けた。ところが、その健気な若者はめげずに旅を続けた。すると彼に対し、中国ネコたちから、暴力を振るったネコへの非難と、熱烈な応援の声とが大量に寄せられたのだ。この世の中で信じられるのは、エセ知識ネコや彼らの政治的言動ではなく、常識的な一般ネコの心ある言葉と振る舞いだとつくづく思う。(12.9.20了)