黒猫 とのべい の冒険

身近な出来事や感じたことを登載してみました。

最近のはな

2018年09月30日 15時25分33秒 | ファンタジー


 はなの最近の写真。年取って魔法使いにでもなったかのよう。先日の地震の後に気が付いたのだが、はなのアイラインを描いたようなぱっちりした目がちょっと落ち窪んで見える。気のせいかもしれないが、まるで目の下にクマができたような。
 地震の後遺症ではないはずだ。地震があった日、はなはあわてる様子もなく、揺れが収まったらすぐ寝た。
 近所のまだ1歳にもならない犬は、あれ以来、その時刻(早朝3時)に、決まって情緒不安定になって飼い主を起こすらしい。はなはさすがに年季が入っている。
 その代わり、はなは、地震後、朝早くから父さんの枕元に座り込むようになった。息しているかどうか心配らしい。(2018.9.30)

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大丈夫です

2018年09月11日 22時00分35秒 | ファンタジー


地震から5日目になりました。被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。
私、はなに対しても、多くの方々からご心配をいただき感謝しています。
ここは、震度5強。父さんは高2のときの震度6を久々に思い出し青ざめてました。
断水が1日、停電が丸2日近く続きましたが、家にも家具にも被害なし。
2晩目の遅い時刻に、電気がついたときは、ネコとヒトが手を取り合って大喜びしました。
まだ店には生鮮食料品は入ってませんが、北海道の家庭は備蓄食料が豊かなので大丈夫です。(2018.9.11)

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数日間の生活態度

2018年09月09日 23時31分09秒 | ファンタジー


6日未明の地震から数日が過ぎた。震源に近い被災地にいるわけではないのに、まだ完全には日常の生活に着地していない感じがする。また来るかもしれない、という恐怖感とはまったく違う。
何も当てはないのに、どこかへ行って何かやっておかなくてはならないといった、焦りに似た感覚がずっとつきまとう。
2日ぶりに電源が入ったテレビに映し出された被災地の甚大な被害を見て、軽い錯乱を起こした時点からまだ立ち上がれないからなのか。

大昔の暗闇を取り戻した2日間だった。はなは、蝋燭の赤い火に向かってグルルグルルと唸る。初めてユラユラした火の光りを見て興奮が収まらない様子。
冷蔵庫の温度がジワジワ上がり、食べ物が生々しく生き返っていく。食べられなくなる前にどんどん食う。はなの晩飯は好物の缶詰大盛りになった。食いきれなければ、避難所にいるヒトとネコたちのために炊き出しでもしようか。

私は何もすることがないので、酒飲みすぎ、つまみ食いすぎ。コンビニやスーパーマーケットに食料がないというのに、この家の住人だけは腹の皮を突っ張らせている。
ラジオはずっと地震の情報を流しているが、何だか実感がわかない。耳からの刺激に疲れて暗い屋外に出ると、ゴッホがイメージした満天の星空が広がっていた。その一部は被災地の空の方にも流れていた。(2018.9.9)

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