今年度も今日で終わり、やっと一段落できると思われる方々はかなり多いと思う。
年度区分というのは、日本だけの慣習なのかどうかわからないが、会社や学校、何々会といった団体に属している方々や昔そうだった猫にとって、一年は正月から大晦日までと決めておくだけで不便はないという意見には承服できないだろう。
これがなかったら、家計や経理を預かる者は手許に金が残ったかどうかわからないし、学校は生徒を卒業させられないし、気分的に春が来ないし、冬毛が抜けきらないまま気がつけば暑い夏、ということになるかもしれない。
それはそれで問題ないのではと考える向きは、ずいぶんと物事に動じない、ドラえもんのような太っ腹をしていると羨ましくなる。(2016.3.31)