滅多にないことだが、早朝5時起きで一仕事終わらせて帰宅し、7時過ぎ、テレビのスイッチを入れると、政権寄りと揶揄されている某局で、子供向けキャラクターが登場するアニメ番組をやっていた。
色鮮やかでガチャガチャ動くアニメの画面に、私自身、しばし目を奪われた。ふと見ると、はながすぐ横でテレビに見入っているではないか。彼女は、一心に画面を見つめながら、なおもじりじりにじり寄る。幼いころから動物番組マニアなのは知っていたが、アニメにも関心があったとは。たぶん動きの止まらない映像と子どもらしい声音に引き寄せられているのだろうが、動体視力が半端でない目には想像を超えたファンタスティックな世界が映っているのかも。
私は飛び跳ねるアニメキャラにめまいを起こし倒れそうだったが、はなは、十分楽しんだ様子。私も、はなのように楽しい猫生、いや人生を送りたいと心底思う。(2019.4.21)