黒猫 とのべい の冒険

身近な出来事や感じたことを登載してみました。

半世紀前からの付き合い

2024年09月25日 23時06分48秒 | ファンタジー
 同じことばかり書いているような気がするが、世の中に音楽がなければ、日常の暮らしを心から楽しめないだろうと感じるのは、私だけではないと思う。
 私にとって長く長かったこの1年を、何とか生きながらえたのも、音楽聴き放題アプリのお陰と言っていい。
 今晩、相対しているのは、スティング、マッコイ・タイナー、エルトン・ジョン、デビッド・ボウイ、ニーナ・シモン、ジョー・コッカー、ウェイン・ショーター、ルー・リード、ジェフ・ベックといった面々。いずれの方々も半世紀前からの付き合いだ。フィールズ・オブ・ゴールドに遊ぶ彼らの姿が見えるよう。(2024.9.)

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補聴器の件は現在進行中

2024年09月20日 00時46分48秒 | ファンタジー
 この1、2年でずいぶん耳が遠くなった。テレビの音量が上がり、ヒソヒソ話が聞こえなくなり、なかでも若い女性の甲高い声が聞き取れないので、彼女らと秘密を共有するつき合いができなくなった。
 その代わり、意見されたり指示されることがなくなった。お好きにどうぞ、ということなら、人の顔色をうかがわずに好き勝手にやれそうなものだが、自制心が邪魔をして相変わらずひとりぼっちで暮らしている。
 それはさて置き、耳鼻咽喉科と脳神経外科を経由して、昨日、補聴器屋さんに行ってみた。
 補聴器を付けると、聞こえはよくなりますが耳の機能が改善することはあり得ません。それでもやってみますか? と補聴器屋さんが言う。耳鼻科医と同じ。
 今さら、じゃ止めます、と席を立つのも大人げない。耳鼻科でやらなかった言葉の聞き取り検査などをして、私専用の補聴器をあつらえてくれた。びっくりするくらい鮮明に聞こえる。雑音がない。1週間ばかり試聴することにした。
 店を出て歩道を歩き出したら、ジャリジャリという聞き慣れない音がする。忘れていた自分の足音。テレビの音量は10段階くらい下がり、タイマーやベルの微細な音が鮮明に聞こえる。何だか若返ったかのような気持ちだ。錯覚もまた楽し。(2024.9.20)

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神田川で声が裏返った件

2024年09月15日 00時17分57秒 | ファンタジー
「かぐや姫」の神田川を久しぶりに歌った。私の持ち歌のひとつで、おそらく100回以上も歌っているので、歌詞がひとりでに出てくるものと高をくくったのが間違い。
 曲が始まり、出だしの2、3小節を歌ったとき、こんなにも切ない歌詞だったことに初めて気がついた。その瞬間、不覚にも胸がいっぱいになり声が裏返った。
「若かったあの頃なにも怖くなかった ただあなたのやさしさ・・」のフレーズにたどり着く前の「小さな石鹸 カタカタ鳴った」辺りで投了。まだ快復したわけではない。(2024.9.15)

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