所沢にあるポンデザールのアーティストたちというカフェギャラリーでの
二人展の時の出品作品(O様所蔵) (カップはちぎり絵:柿渋紙に彩色したもの)
お店で、挽きたての珈琲を淡々と入れていらっしゃる、ちょっと野武士の
ようなマスターと、月夜に遊ぶフワフワのうさぎさんのような奥様との、
隅々までにセンス溢れる空間は、なんとも居心地がよく、
時間の流れも悠々としていた。
やっと少し涼しくなってきたことだし、日々横着して忙しがってばかりいないで、
思い切っていらないものは捨てて、自分なりに居心地のいい空間を演出して
お気に入りのカップで、美味しい珈琲でも飲みたいなあ。。。
大好きだった書のお仲間の女性が私に下さったことばを、ふと思い出した。
「日常こそ、自分の未来を創るのよ」
誰も気にしないつまらない日常の積み重ねが、知らない所で自分を作っていく。
意識した自分は本物じゃなくて、無意識の中に自分の本質が見えてしまう。
どんな自分でもいい。我がままでも頑固でも、お人よしでも。
ただ、なんでもない日常が、自分の未来へと導いていくということ。
それぞれの日常。そしてそれぞれの未来。
私は怠け者だから、どんな未来が待っていることやら。。。 少々冷や汗。。