大好きな大好きなフンデルト・ワッサーの作品「ブルー・ブルース」(1994年)
ポストカードを持っていて、この季節にいつも飾ってます。
最初に彼の作品に出会ったのは、1985年の季刊「銀花」別冊の手紙という雑誌で。
一時は日本人女性と結婚し、浮世絵をはじめ日本文化への造詣も深いらしく、
百水という雅号も持っている。 残念ながら2000年に他界。
自然をこよなく愛し、自然の法則に従って生きる者だけが過ちを犯さないという
信念を持ち、自然との調和、自然への回帰を唱え続け。
トレードマークは渦巻き。そこに生と死の永遠を思い。。
どの作品を見ても、色も線もあったかくて優しくて、どこか人や自然、生き物全てへの
深い愛情と尊厳を感じて、ずっと見ていたくなるんです。
98年、新宿での展覧会で本物をたくさんたくさん観たけど、ため息の連続でした。
色の魔術師。たくさんの色を使っているのに、全然うるさくもなく嫌味もなく。
つまりは調和しているってこと・・なのかな。


木は善の花 1982 ワッサーさん 素敵

晩年は建築にも意欲的で、ウィーンにはフンデルト・ワッサーハウスなるものがある。
一般の人のアパートとして今も使われているというところが、また素敵。
緑をたくさん植え、曲線や色を多く使っていて、楽しそう。
こんな家に私も住みたいなぁ。




ウィーンのワッサーハウス 切手のデザインもたくさん。
こんな切手で届いたら

日本では、大阪舞州ゴミ処理場(←クリックでパンフレット見れます

(見学もできるみたいです! う~ん行ってみたい

税金の無駄遣い!と問題にもなってしまったようだけど・・。
ワッサーさんの作品はギャラリーSPACEKIDSでたくさん紹介されてます。

一日一書は、書の作品だけでなく、これからはことばを「書く」ことも含めて・・
私の書ばかりではなくて、好きな書家や作家さんの作品、気になる展覧会情報も
お伝えしていければと思っていますので、どうぞよろしくお願いします
