心の免疫力~書とことばから

もっと暮らしに書やARTを~
雲のように水のように あっけらかんと自在に生きるヒントを
求めて~ by 沙於里

もうすぐクリスマスで

2007-12-20 | つれづれ


大好きな大好きなフンデルト・ワッサーの作品「ブルー・ブルース」(1994年)
ポストカードを持っていて、この季節にいつも飾ってます。

最初に彼の作品に出会ったのは、1985年の季刊「銀花」別冊の手紙という雑誌で。
一時は日本人女性と結婚し、浮世絵をはじめ日本文化への造詣も深いらしく、
百水という雅号も持っている。 残念ながら2000年に他界。

自然をこよなく愛し、自然の法則に従って生きる者だけが過ちを犯さないという
信念を持ち、自然との調和、自然への回帰を唱え続け。
トレードマークは渦巻き。そこに生と死の永遠を思い。。

どの作品を見ても、色も線もあったかくて優しくて、どこか人や自然、生き物全てへの
深い愛情と尊厳を感じて、ずっと見ていたくなるんです。

98年、新宿での展覧会で本物をたくさんたくさん観たけど、ため息の連続でした。
色の魔術師。たくさんの色を使っているのに、全然うるさくもなく嫌味もなく。
つまりは調和しているってこと・・なのかな。


       
       木は善の花 1982                    ワッサーさん 素敵


晩年は建築にも意欲的で、ウィーンにはフンデルト・ワッサーハウスなるものがある。
一般の人のアパートとして今も使われているというところが、また素敵。
緑をたくさん植え、曲線や色を多く使っていて、楽しそう。
こんな家に私も住みたいなぁ。



    
 
      ウィーンのワッサーハウス             切手のデザインもたくさん。
                                   こんな切手で届いたら


日本では、大阪舞州ゴミ処理場(←クリックでパンフレット見れます)の建築が有名。
(見学もできるみたいです! う~ん行ってみたい
税金の無駄遣い!と問題にもなってしまったようだけど・・。

ワッサーさんの作品はギャラリーSPACEKIDSでたくさん紹介されてます。
 

追記
一日一書は、書の作品だけでなく、これからはことばを「書く」ことも含めて・・
私の書ばかりではなくて、好きな書家や作家さんの作品、気になる展覧会情報も
お伝えしていければと思っていますので、どうぞよろしくお願いします

コメント (2)
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