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●安田浩一さん「沖縄の新聞は本当に『偏向』」?…沖縄への「思い込みによる差別で、それを許す日本社会」

2016年09月10日 00時00分56秒 | Weblog


琉球新報の記事【「県紙偏向」主張は差別 安田浩一さん、根底の“思い込み”指摘】(http://ryukyushimpo.jp/news/entry-350866.html)。

 《新刊「沖縄の新聞は本当に『偏向』しているのか」(朝日新聞出版)…著者の安田浩一さん…琉球新報と沖縄タイムスの二つの新聞は偏向している」という主張について「思い込みによる差別で、それを許す日本社会が一部にある。それが許せなかった」」》

   『●アホらしき税収不足! 日本の「報道の自由度」72位で、
          「パナマ文書を調査しない国は…と日本くらい」
   『●2016年報道の自由度ランキング72位: 
      「メディアは二流ならば社会も二流」、アベ政治も…粗悪

   『●むき出しの「言論弾圧政党」: 東京新聞社説
      「沖縄の二紙のみならず、報道機関全体で抗議すべきこと」
   『●「百田氏や自民党議員からの圧力はすべてのメディアの 
           言論の自由に対する挑戦・・・危機感を共有して」!
   『●「沖縄には明らかにおかしな新聞がある。
      本当に潰れた方がいい」…自民党には「ロクなヤツがいない」
   『●沖縄差別、その究極の姿:「報道の自由」「知る権利」の
           破壊に立ち向かわない「本土」マスコミの差別意識

 むき出しの「言論弾圧政党」…(東京新聞)《沖縄の二紙のみならず、報道機関全体で抗議すべきこと》だというのに、「本土」マスコミはアベ様や「沖縄負担軽減担当相最低の官房長官らの無法な行いに恐怖し、批判の声も上げられず。情けない状況。ネット上にも酷いデマが溢れかえっています。
 沖縄二紙への「偏向」批判という冤罪に対して、安田浩一さんは《思い込みによる差別で、それを許す日本社会が一部にある》、《沖縄を知った気になっている人が思い込みで『沖縄』を記号化し、県内にも多様な考え方があるという部分が全く抜け落ちたまま『沖縄』という記号に対して憎悪を向けている》《自由に罵詈雑言を飛ばせる社会》…と言います。歪むニッポン社会…《…という主張は現在の日本社会において決して特殊なものではない。…などおぞましいが、それを容認してしまう空気がいまの日本社会にはある。…絶望的な気持ちにさせられる事態》の一つ。

   『●高江破壊: 「沖縄・地域住民弾圧隊」による
      「市民に対する暴虐としか言いようのない異常な光景」
    《酷すぎる安倍政権の沖縄いじめ…米軍属事件対策の
     防衛省パトロール隊が基地反対派を監視! 小池百合子も沖縄ヘイト
    《しかも、小池氏については、神経を疑うような発言を行った証言もある。
     ジャーナリストである安田浩一氏の近著『沖縄の新聞は本当に「偏向」
     しているのか』(朝日新聞出版)には、小池氏のこんな“目撃談”が
     紹介されている》
    《このような“沖縄攻撃”の流れについて、前述の安田氏はこう綴っている。…
     沖縄はとやかく言うな、黙って犠牲となれ。政府も、安倍首相や
     小池百合子氏といった極右議員も、ネット右翼も、結局は沖縄を
     戦中と変わらない「捨て石」だと見ている。それは「国に、権力に楯突くな」
     という全体主義の空気と密接につながっている問題だ》
    《安田氏の『沖縄の新聞は本当に「偏向」しているのか』では、
     つねに槍玉に挙げられてきた琉球新報、沖縄タイムスの2紙に
     かかわる数多くの現役記者たちが登場するが、記者たちは揃って
     こう訴えている。基地にせよ、米軍の犯罪にせよ、沖縄に暮らす人々に
     とってそれは生活を脅かす問題であり、人権に深くかかわる問題
     すなわち「命の問題」なのだ、と》

   『●「教師はつらいよ。」 『週刊金曜日』
      (2014年7月11日、999号)についてのつぶやき
    「山口正紀さん【フリーランスの闘いに関心を 秘密保護法違憲訴訟】、
     「その「明白な危険」は安倍さん、アンタだよ……。
     この「アベ・ナチス式解釈改憲」でいっそう危険性を増したのが、
     特定秘密保護法だ……寺澤有さん……安田浩一さん……」

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http://ryukyushimpo.jp/news/entry-350866.html

「県紙偏向」主張は差別 安田浩一さん、根底の“思い込み”指摘
2016年9月5日 05:01
安田浩一 県内2紙 偏向報道

     (「思い込みによってつくられた『沖縄』への差別だ」と、
      県内2紙への偏向批判を分析する安田浩一さん
      =4日、ジュンク堂書店那覇店)

 新刊「沖縄の新聞は本当に『偏向』しているのか」(朝日新聞出版)の出版記念講演会が4日、那覇市のジュンク堂書店那覇店で開かれ、約70人が著者の安田浩一さん(51)の話に耳を傾けた。「琉球新報と沖縄タイムスの二つの新聞は偏向している」という主張について「思い込みによる差別で、それを許す日本社会が一部にある。それが許せなかった」と、出版に至った経緯を説明した。

 安田さんは、県内2紙が「基地問題ばかり取り上げる」「共産党に支配されている」など、インターネット上などで批判されている現状に触れ、「沖縄を知った気になっている人思い込みで『沖縄』を記号化し、県内にも多様な考え方があるという部分が全く抜け落ちたまま『沖縄』という記号に対して憎悪を向けている」と指摘した。

 講演後、参加者から「右翼的な考えが一般市民にも通りやすくなっていると感じるが、その背景は何か」と問われた安田さんは、「インターネットで過激な言説があふれることによって差別のハードルが下がり、自由に罵詈(ばり)雑言を飛ばせる社会をつくってしまった」と答えた。
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