脳脊髄液減少症患者のつぶやき、「とりあえず、生きてみよか・・・。」

過去から現在へ、脳脊髄液減少症、体験克服記。

ねじばな(もじずり)

2006年09月02日 | 小さな幸せ
もう9月、すっかり秋ですね。

きのう、きょうとぐっと涼しくなりました。

暑い夏も過ぎてしまえばあっという間です。

この1週間、クーラーを止めて過ごすことができました。
でも、急な温度変化でちょっと体調を崩しています。
  
  
うなぎのえさのミミズを取りに庭に出たら、
あちこちの芝の中に、季節はずれの「ねじ花」を見つけました。

たしか、この花は
初夏の花だったと思うのですが・・・。

よく芝生の中に生えるので、
花が咲くまで雑草と見分けがつかず、
どこでも一緒に刈られてしまうようです。

私も、どうも雑草と一緒に切ってしまったようで、
それから伸びて花を咲かせたので
今頃になってしまったのかもしれません。

それにしても、生命力の強い花です。

一度切られて、また伸びて、花を咲かせるとは。

葛のように、小さな球根がついているので、花を咲かせられたのかも?

この花のことを知ったのは最近です。
もともと花は好きだったのですが、
病気になってから、
雑草の花や、小さな素朴な草花にも目が向き、好きになりました。

らせん状に
下からビビッドピンクの小さな花が列をなして
上に向かって咲き上がっていく姿は
見ていて、とてもおもしろくあきません。

右巻き、左巻きとあるようです。
うちの庭の「ねじばな」は、
  右に回りながら上に咲き上がっていく種類のようです。

とても可憐な姿で、心なごみます。

小さな花を見ていて、ふと思いました。

 「脳脊髄液減少症」の回復の仕方も
          らせん階段に似ているのではないかと。

下から上に向かって、らせんを描きながら回復していくような感じ。
  同じ症状が繰り返し出たりして、一見なんの進展もない感じ。
        歩いても歩いても、同じところをぐるぐる回って、
        少しも変化しないような感じ。
でも
気がつくと、いつのまにか、見晴らしのよい上のほうに来ていて
周りの景色もだんだんと見えてくるような感じ。

ねじ花を見ていたら、
上に咲き上がっていく小さなピンクの花たちが
    「元気になれるよ!。
        回復してるよ!。
          上に向かって進んでいるよ!。」
      
 私に、いっせいにそうささやいて
         教えてくれた気がしました。

コメント (6)
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