脳脊髄液減少症患者のつぶやき、「とりあえず、生きてみよか・・・。」

過去から現在へ、脳脊髄液減少症、体験克服記。

くるしむ、こどもたちへ

2006年09月04日 | こどもたちへ
「のうせきずいえき、げんしょうしょう」で、くるしむこどもたちへ

わたしは、「のうせきずいえきげんしょうしょう」です。

ずっとむかしに、こうつうじこにあってから

いっぱい、いっぱい、くるしんできました。


あたまはがんがん、いたかったし、

むかむかして、きもちわるいし、

いつもふわふわ、ゆらゆらしていて、おふねにのってるみたいでした。

からだがおもくて、てがおもくて、あしもおもくてうごけませんでした。


だれも、このくるしさをわかってくれませんでした。

かなしかったし、くるしかったし、

びょうきのせいで

ぼんやりして、あぶないめ、にはあったけど、

きょうまで、なんとか、いきてこれました。


おなじびょうきで、げんきにあそびまわれないこどもたちが 
       
きっとこの「くに」や「ちきゅう」にたくさんいると、

わたしは、みなさんのことを、ときどきかんがえています。


おとなのわたしが、つらいのだから、

こどものみなさんは、いたさもくるしさも

あそべないくやしさも
            
もっともっと、いっぱいかんじているのではないかと
               
みなさんのことをおもっています。


せっかくのなつやすみ、

おもいきり、「ぷーる」にも、「うみ」にもいけないで
        
ねていたひともいたでしょう。


べんきょうも、あたまにはいらないし、

がっこうにいけないくらい、

からだがいたくて、おもくて、つらいひともいるでしょう。

がっこうがきらいなわけではないのに、

いけないのはつらいよね。


まわりのみんなに

つらさをわかってもらえなくて、かなしいおもいをしたひともいるでしょう。

いっぱいいっぱいなきたいとき、あるよね。

なきたいときは、がまんしないで、ないちゃおう!

すっきりするよ。


きっといつか、みんながわかってくれる。
       
おとなたちがきっとたすけてくれる。


おとなのひとたちが、みんなでかんがえて
      
みんなのくるしさをやわらげたり、
  
いたみをらくにしてくれたり、

いつか、もっともっと「げんきなからだ」にちかづくほうほうを
          
きっとみつけてくれるはず。


いろいろなしんりょうかの、やさしいおいしゃさんが、

みんなでちえをだしあって、
  
なかよく、きょうりょくしあって、

きっとみんなのこころもからだも、にんげんまるごとひとり

げんきにするように
    
いっしょうけんめい、よいほうほうをかんがえてくれるよ。


にんげんはいままで、いろいろなびょうきのなおしかたを

みつけてきたよ。


にんげんの「ひとりひとりのちから」はちいさくても

あつまると、すごいちからになるんだよ。

おとうさんもおかあさんも、たすけてくれる。

せんせいだって、ともだちだって、

きっとわかってくれる。


だから、おとなをしんじて、いきて、まっていようよ。


みんなは、なにもわるくないよ。


みんなは、ひとり、ひとりたいせつなにんげん。


どんなにうごけなくても、がっこうへいけなくても、かぞくのたからもの。


このくにの、たいせつなたからもの。


みんなはおとなより、

きっときっと、「なおるちから」はつよいはず


だから、あきらめないで
    
   いっしょに
     
   びょうきにまけないで、いきようね。

             (ゆめ、より)
    



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