脳脊髄液減少症患者のつぶやき、「とりあえず、生きてみよか・・・。」

過去から現在へ、脳脊髄液減少症、体験克服記。

冬至

2006年12月22日 | 四季の風景
今日は冬至です。

これからだんだんと、日が延びていきます。
なんだかうれしいです。

冬至にはかぼちゃを食べて、ゆず湯に入る風習があります。
冬至にかぼちゃを食べると病気にならないとか・・・。

もう病気になっているけれど、
この病気に効くというβカロテンが摂れるし

日本の古来からの風習には、
ビタミン補給などの意味があると思うので、

厄よけになるというから、
さっそく煮て食べてみます。

しかし、
「脳脊髄液減少症」患者の脱力する手では
硬いかぼちゃを切るのは大変で、恐怖なのです。

すでに先日半分食べた時、
半分に切ることが命がけのように大変でした。
手元が狂って、かぼちゃがゴロンとなって
おなかに包丁が刺らないようにと
とても緊張しました。

丸ごとレンジで加熱して、
やわらかくすればよかったのですが・・・。

冷凍かぼちゃもあるので、今夜はそっちにします。

冷凍かぼちゃは切ってあるのでとても楽です。

かぼちゃプリン。
かぼちゃサラダ。
かぼちゃの味噌汁。
かぼちゃのシナモンはちみつ煮。
かぼちゃグラタン。
かぼちゃの甘煮。
かぼちゃのてんぷら。
かぼちゃ饅頭。
かぼちゃのシチュー。

かぼちゃは大好きなので、。
誰かいろいろ作って
食べさせてくれないかなぁ、と思います。

そうそう、
お風呂
今夜は柚子湯にしなきゃ

記憶障害だから、うっかり忘れそうです。

あんまり柚子を入れると体がひりひりするので
1個だけ入れて、すぐ出して、
手で持って香りをかぎながら入浴します。

かぼちゃはボケ防止にもなると信じられていたようで
こちらでは、
ぼけ防止のお守りに「かぼちゃ」をかたどったものがあります。

「脳脊髄液減少症」の病名をもらう前、
何年もの間、記憶障害に悩みましたが、

医師に「気のせい」と見捨てられると、
最後は神頼みしかありませんでした。

かぼちゃをかたどった「ぼけ封じ」のお守りを
いつも持ち歩いていました。

かぼちゃをじっと観察していたら、
治ろうと必死だった、あのころの自分を思い出しました。

もっと早く、この病名があったなら・・・
もっと早く原因に気づいていたなら・・・
治療法にたどりついていたなら、・・・

くやしいです。

今年もあと9日です。
早いものです。

これから年末まではバタバタとして、
もしかしたら、もう更新できないかもしれないし、

このままうっかり、
ご挨拶も忘れてしまうかもしれないので、

クリスマスもこないのに、
少し早すぎますが、
いまのうちに皆様にご挨拶しておきます。

今年はいろいろとお世話になりました。

皆様にささえられながら、
苦しい闘病生活もここまでこれました。
本当にありがとうございました。

来年も、
「交通事故後遺症」を克服できる日まで、
苦しくても、自分の命を大切にしながら、

「とりあえず、生きて」
少しでも前に進みたいと思っています。

皆様も、どうかお体に気をつけて

よいお年をお迎えください。   Y.



コメント (34)
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