脳脊髄液減少症患者のつぶやき、「とりあえず、生きてみよか・・・。」

過去から現在へ、脳脊髄液減少症、体験克服記。

女性の尿もれ

2009年02月10日 | 情報
昨日からのNHK

きょうの健康 女性の尿もれ
一部地域では

本当は怖い家庭の医学『相談しにくい女性の身体の悩みを徹底解消スペシャル』も放送されます。


何度か「頻尿」や「尿漏れ」「過活動ぼうこう」
などの話題について記事にも書きましたが、
(過去記事が気になる方はこのブログの右上にあるブログ内検索で、キーワードを入れて検索してみてください。)

最近こういう話題が
よくとりあげられるようになったと思います。

それだけ、今まで人知れず悩んでいた人が大勢
いたのだと思います。

でも、女性の尿トラブルと、過活動ぼうこうなどはとりあげられても、

尿トラブルと脳脊髄液減少症の関係について
なんらかの情報を得ておられる泌尿器科の先生は、
まだまだ少ないと思われます。

したがって、こういう番組でも
脳脊髄液減少症のことには
おそらく触れないと思います。

まして、ブラッドパッチで頻尿や尿もれまで治るなんてことを
おそらく、
女性専科の泌尿器科の女性医師でも、
知らないことかもしれません。

脳脊髄液減少症の症状のひとつひとつは
本当に多彩で、不定愁訴ばかりですから

尿トラブルを抱えている方の中に、
脳脊髄液減少症の患者がまぎれこんでいる可能性も
ゼロではないのではないかと私は思います。

症状が軽いうちは、必ず一度は、
その症状がでている部分の疾患と、患者も医師も思い込んでしまい、
まさか脳のトラブルだとは、想像もしないのです。

尿のトラブル=膀胱のトラブルだけでなく、

尿のトラブル=脳のトラブル、尿にまつわる脳のコントロール中枢のトラブル
       抗利尿ホルモンを司る下垂体の機能異常の可能性だって
       ありうるのに。

人間の体も精神もコントロールしているのは「脳」

その当たり前のことを、

体の各部に細分化された診療科ごとの現代医学では、

忘れがちなのかもしれません。

尿漏れに悩む患者さんで、
いくら検査しても
原因や病名がはっきりしなかったり、

何か他の病名がついても、なかなか治らない人は

ぼうこうのせいではなく、
水分の取りすぎでもなく、

ましてや、年齢のせいでもなく、

もしかしたら、脳脊髄液減少症のせいかもしれません。

脳脊髄液減少症は、不定愁訴ばかりの病です。

くれぐれも、そのことをお忘れなく
コメント
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