脳脊髄液減少症患者のつぶやき、「とりあえず、生きてみよか・・・。」

過去から現在へ、脳脊髄液減少症、体験克服記。

元大臣の本当の病名

2009年02月18日 | つぶやき
(リンク先はパソコンでご覧ください。)

あのろれつのまわらなさ。

非常に眠そうな態度。

瞼が閉じてきてしまい、意識ももうろう状態のように
見える状況をテレビで見て、

私も一時は、脳疾患を疑い、
とても心配しました。

脳脊髄液減少症で、似たような症状を経験している私は
もし、病気でああいう状態になったのなら、

不可抗力でああなったのなら、
よってたかって、非難されては
とてもお気の毒、とも思いました。

でも、過去の大臣の言動を
報道で見る限りでは、
似たようなことが過去に何度もあったようですね。

これがはじめてではなかったのですね。

本当の病名は、「こちら」ではないかと私は思いました。

この病も、ご本人も周囲もなかなか気づかず、
誰かが気づいて、教えてあげても、
家族も本人も「私に限って、そんな病であるはずがない。」と否認し、

正しい診断にも治療にもむすびつきにくい、
否認の病」でもあるのです。

しかも病名が社会に認知されているようでいて、
実は「正しい病気の知識」は普及しているとは
言いがたく、

専門医も少なく、正しく診断できる医師も少なく、
治療やリハビリ施設も限られ、

多くの人が適切な支援を得られないまま、
正しい病名の病識もないまま放置されているのが現状です。


そういう意味では、脳脊髄液減少症にも似ていると思います。

このテストをチェックしてみて、元大臣がそれらしいと周囲の方が感じたならば、

至急ご本人に、専門医受診を勧めていただきたいと思います。

あの、テレビ報道で見た、辞任前の大臣に向けての、
奥様と見られる方からの「日本一、大丈夫」との声援は

まさに、「イネイブラー」(本人の問題を、本人に代わって、
たいした事のないようにとりつくろったり、尻拭いすることによって、

本人が自分の問題を直視するのをさまたげる人)そのものの言動だと思いました。

ヘビースモーカー=ニコチン依存症であるように、

無類の酒好き=アルコール依存症であると思います。


専門施設の専門医の
正しい診断と、
正しい治療とリハビリにより、

やがて
AAや断酒会などの自助グループにつながり、

断酒を一生継続され、

ご自身の心身の健康をとりもどし、

今後もご活躍されることを、
心からお祈り申し上げます。


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