脳脊髄液減少症患者のつぶやき、「とりあえず、生きてみよか・・・。」

過去から現在へ、脳脊髄液減少症、体験克服記。

本日の朝日新聞、「心の病乏しいサポート」

2010年12月08日 | 情報

本日2回めの投稿です。   本日12月8日、朝日新聞、生活面に

心の病の記事とうつ病のチェック表が載っています。

脳脊髄液減少症の私は、例によって8つもあてはまってしまいました。

医師に「うつ病」と「診断」されたからといって、本当にうつ病とは限りません。

医師に「統合失調症」と「診断」されたからといって本当に「統合失調症」とは限りません。

医師も人間です。

医師の「診断」とは、

その医師の、「これがあなたの苦しみの原因かもしれないよ」という「見立てにすぎない」と

私は考えています。 

(もちろん脳脊髄液減少症も・・・ただしブラッドパッチで症状が一部改善した事実から考えると、だいたい当たっていたのだと思う。)

私も脳脊髄液漏れで精神状態が不安定になった時期もあり、「泣きわめいたり、キレまくっていたり」していた時期もありましたから、

そういうさなかに、もし家族に精神科に連れていかれていたなら、当時の私は「統合失調症」と「診断」されて、薬漬けになっていたかもしれません。

家族の無関心に救われました。

心の病の記事や、放送を見るたびいつもその人に問いかけたくなるのです。

「本当にあなたの苦しみの原因は、すべて医師の診断どうりの、心の病のせいですか?」

「脳脊髄液減少症でも、精神状態が不調になることを、あなたはご存知ですか?」・・・・と。

 

記事によると、患者や家族、精神科医ら90人が集まり、

民間組織の「こころの健康政策構想会議」を設立し、「こころの健康推進基本法」(仮称)」制定を求める文書を厚生労働大臣に提出した。11日午後に東京新宿駅東口で街頭署名活動をするとあるが、

精神科医ですら脳脊髄液減少症のさまざまな「精神疾患そっくり症状」をよく知らないのだから、

きっと この団体も「脳脊髄液減少症」と精神疾患の類似性についてはあまり知らないんだろうな・・・

サポート体制が乏しいのは、脳脊髄液減少症のほうがひどいと思う。

脳脊髄液減少症にサポート体制が整えば、自殺も減ると思う。

「脳脊髄液減少症対策基本法」も早く制定してもらいたい。

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脊髄損傷サル、iPS細胞治療で歩けるまで回復

2010年12月08日 | 情報

読売新聞記事

脊髄損傷サル、iPS細胞治療で歩けるまで回復 脊髄損傷で首から下が動かなくなったサルを、

様々な細胞に変化できる人間のiPS細胞(新型万能細胞)を使って治療することに、

 岡野栄之・慶応大学教授らの研究チームが成功した。  

神戸市で開かれている日本分子生物学会

7日、発表した。

iPS細胞を使った治療はマウスなどで実現していたが、霊長類では世界初。

 研究チームは、人間の皮膚細胞に4種類の遺伝子を導入してiPS細胞を作製。

神経細胞の一歩手前の細胞に変えたうえで、サルの脊髄に投与した。

サルは十数日で後ろ脚で立ち上がり、約6週間後には歩き回れるまでに回復。

 前脚の握力も戻ったという。  

岡野教授は「今後、より安全性の高いiPS細胞をつくる方法を開発し、人間へ投与する臨床研究を開始したい」と話している。

 (2010年12月7日22時37分 読売新聞)

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