本日2回目の投稿記事です。1回目の記事はこちら。
また、本日のテレビ朝日系
みんなの家庭の医学
「3月6日放送
眠りが浅い…【不眠】の新原因は脳の異常 徹底解明&解消スペシャル」について
感じたことがあるので、書きます。
これから書くことは、私の実体験に基づくものです。
脳脊髄液減少症でもパニック障害と同じ症状がでます。
たとえば、
①眠りが浅く、悪夢を見る。
②安静時に突然起こる激しい動悸。
③呼吸困難
の症状が出ます。
違いと言えば、私の場合、「汗がでない」ことぐらい。
それこそ、安静時に、
ハンマーで心臓を連打されるような激しい動悸、
それはまるでこれは心臓発作ではないか?このまま死んでしまうのではないか?と思うほどの激しい症状なんです。
呼吸ができないのは、
けっしておおげさではなく、
まるで本当におぼれ死んでしまう直前のようだし、
殺人犯に絞殺されかかっているような苦しさです。
全身がしびれて、四肢から力が抜けていくのは、
まるで、過換気症候群のようです。
でも違うのです。
脳脊髄液減少症でもこれらの症状が突然でては、
しばらくして治まることがあるのです。
でも、激しい症状のわりに、検査をしても、心臓などの検査に異常がでないため、精神的なものと思われ、
精神科を紹介され、
その症状に対して、
「パニック障害」という病名がつく可能性もあると思います。
本日の番組に出てきた先生も、
精神科の先生でしたね。
精神科医は、脳の扁桃体が過敏に反応するために起るとされている、「パニック障害」は知っていても、
その「脳の暴走を引き起こす」一因になりうる、
「脳脊髄液減少症」の症状については、詳しいとはいえない精神科医師がほとんどだと思います。
ストレスが原因で脳が過敏になったり、脳の扁桃体が暴走したりして起こる「パニック障害」なのか、
あるいは、ストレスが原因ではなく、
何らかの別の原因、たとえば、「脳脊髄液が漏れて減少している。」ために、
それが原因で、脳が過敏になったり、暴走したりして起こる症状なのか、
どちらなのか、現在では見抜ける精神科医はあまりいないと思います。
脳脊髄液減少症での症状なのか、
ストレスが原因のパニック障害か、
見抜けるのは、ごく一部の医師たち
特に、脳脊髄液減少症の患者を数多く診てきて、
脳脊髄液減少症で起こるパニック障害そっくりの症状をよく知っている医師だけでしょう。
私個人に限っては、自分の症状は、
「脳脊髄液漏れが原因での、
脳と自律神経の暴走による、
パニック発作様の脳脊髄液減少症の症状が出ている。」と思っています。
私個人は自分の症状をこう自分でとらえています。
けれど、
たとえば、私が脳脊髄液減少症だとわからないまま、
症状のみを精神科医に訴えた時、どうなるでしょうか?
単にパニック障害と診断する精神科医がほとんどだと思います。
症状と経過を問診で詳しく聞きだし、
症状の影に隠された、脳脊髄液減少症の可能性にも気づき、
脳脊髄液減少症の専門医に紹介状を書ける精神科医は、
あまりいないことでしょう。
脳脊髄液減少症の詳しい知識があり、
ストレスによる「パニック障害」の症状と
脳脊髄液減少症の症状との区別ができる精神科医は
あまり存在していないのが現状だと思います。
つまり、「脳脊髄液漏れ」などの原因で、
脳が過敏になってしまったり、
脳が過剰に反応して暴走してしまうようなことが起こっている患者を
「ストレスが原因」「精神的なもの」などと
今も誤診が続いている可能性があると思います。
そうなると、脳脊髄液減少症でそのような症状が出ているのに、
髄液漏れの治療とは方向違いの治療法
「認知行動療法」や
抗うつ剤や、精神安定剤などの薬物療法のみがおこなわれている可能性もあると思います。
もし、脳脊髄液漏れが原因での脳が不調になったことでの、脳の過敏反応や、脳の暴走で症状が起こっているなら、
脳脊髄液減少症の専門医による治療を受けなければ、
症状の根本治療にはなりません。
過去記事:パニック障害と診断されている方へ
患者の訴える症状のわりに、検査結果にそれを裏付けるものがなく、
症状の原因になる病に、医師が思いつくものがないと、
なんでもかんでも「ストレス」のせいにしてしまい、精神科医に回す。
精神科医は、その症状の影に、脳脊髄液減少症が隠れている可能性など、頭の片隅にもなく、
「パニック障害」「うつ病」「社交不安障害」などと
患者の症状を説明しうるような病名をつけてまとめあげる。
症状から病名を探る時、
脳脊髄液減少症を一切、医師の頭の片隅にもおかないのは
これはものすごく悪いクセだと思います。
これからは、精神科医だろうが、心療内科医だろうが、
小児科医だろうが、内科医だろうが、
婦人科医だろうが、耳鼻科医だろうが、
歯科医だろうが、眼科医だろうが、泌尿器科医だろうが、
とにかく「医師」と名がつく人たちの頭の中に、
叩き込んでほしい。
脳脊髄液減少症は、脳の不調により、精神的にも身体的にも実にさまざまな症状が出るのですから。
精神科の先生は何もわかっていない。
脳脊髄液減少症でも、ここに書かれている症状のすべてが
起こってしまうことを・・・・わかっていない・・・。
脳脊髄液減少症こそ、
まちがいなく、自律神経の嵐を引き起こす疾患だと思います。
忘れないで!
①不眠の新原因は「脳の異常」なら、
②「脳の異常」は、「脳脊髄液減少症」でも起こるってこと。
③脳脊髄液減少症の自律神経の嵐の症状は、パニック障害そっくりだってこと。
④パニック障害とは「何らかの原因」で脳が暴走し・・・・・っていうけど、
その「なんらかの原因」の中には、脳脊髄液減少症を視野に入れている医師は
あまりいないってこと。
現状では頭の中に、「脳脊髄液減少症」という原因の選択肢が
まったく入っていない医師がほとんどだってこと。
つまり、その分、誤診され、脳脊髄液減少症が見逃される危険性が
高いってこと・・・。