髄液漏れると、耳鳴りやめまい、ふらつき、気圧変化による症状悪化、平衡感覚の異常、聴覚過敏、聴力低下など聴覚に関わる症状がいろいろ出る。
でも、脳脊髄液減少症の耳鼻科症状を知る耳鼻科医はほとんどいない。
この現実の中では、耳鼻科に来る患者の中から、問診で、患者から転んだり事故にあった事を患者から聞き出したり、
耳鼻科以外の他の症状を聞き出したりして、
脳脊髄液漏れに気づく耳鼻科医師はほとんどいないだろう。
多くの医師は、私が経験したように、
症状の根本にある脳脊髄液漏れを見逃し、
患者の訴える症状ごとに、薬を出す。
眠れなければ睡眠薬、
不定愁訴には向精神薬。
痛みには痛み止め。
それで、医師は自己満足、
素人の患者はその医師の診断に疑う事もなく洗脳されて行き、
ましてや、脳脊髄液漏れになんて自力ではなかなか気づけない。
気づくと薬漬け。
それは、過去の私の姿でもある。
脳脊髄液減少症の専門医にたどりついてからも、
いまだ、薬に依存する患者さんたちがいるのを知った。
痛み止め、便秘薬、痛み止めの貼り薬、塗り薬、睡眠薬、向精神薬、点滴、などなど。
でもね、治すのは薬ではないとやがて私は気づいた。
それで、今は、自分でできる事はやっている。
漏れを残らず見つけてひとつひとう止める!
規則正しい食事時間とバランスの取れた食事内容と、
塩分、マグネシウム、などバランスの取れた水分補給。
午前中に眩しかろうが光過敏だろうが、短時間でもいいか、太陽の光を浴びる。
日中は、眠かろうがだるかろうが、一応起きて、無理のない範囲で活動し、脳と体を動かす。
夜は寝る4時間前に夕食をとり、3時間前に入浴する。
そして9時台に寝る。
朝は5時台に起きる。とね。
だいぶいいよ、この生活リズム。
私、今はほとんど、薬に依存していないよ。