朝日新聞に連載された
患者を生きる
私は、自分の経験から、
心因性の摂食障害とされている人たちの中に、
なんらかの原因による、摂食中枢障害がまぎれこんでいると思ってます。
なんらかの脳の原因の一つに、
脳脊髄液漏出が含まれているような気がします。
脳脊髄液が漏れて減ると、脳が正常に機能しなくなります。
平衡感覚も、見え方も、光や音への感受性も、痛みも、味覚も、
すべて、健康な時とは違ってきます。
吐き気、ムカムカ、
その逆の、猛烈に甘いものが食べたくなる衝動
私は痩せたり、太ったり、しました。
脳の摂食中枢はどこですか?
視床下部ですか?
2020年11月6日NHK放送
ドキュランドへようこそ
セルフポートレート 拒食症を生きる
拒食症で苦しんでいたが、交通事故に遭い首を痛め、その後もやせ細り亡くなってしまうドキュメント
この番組を見て、生きようとしても、自分の意思ではうまくたべられなくなるのは、
やはり摂食中枢の機能障害ではないか?と私は感じた。
もともとなんらかの理由で脳機能障害を起こしていたところに、さらに交通事故で首を痛めて、髄液漏れによる視床下部がやられ、それが致命的になったのではないか?
拒食症と昔は言われてきたが、食事を拒んでいるわけではなく、脳の障害と捉えるからこそ、摂食障害という呼び方に変わってきたのではないのか?
本来、健康な摂食行動は、
食べたい、おいしい、幸せ、満足、満腹、もうお腹一杯で十分だから食べたくない、
お腹すいた、食べたい!食事がおいしい、満足、満腹、幸せ、というサイクルを感じる脳。
それが、うまく働かなくなる。
私の身内の人は脳外傷でも、摂食障害が起こった。
食べ物を食べる行動が止まらなくなり、巨体になった。
本人の意思の弱さではない。
これも脳外傷による脳の機能障害だと、私は思っている。
脳というものは、外傷以外にも、うまく働かなくなるんだと思う。
たとえば、脳を守る脳脊髄液が漏れて減ってしまうとか?
増えすぎてしまうとか?
正常な脳の環境が保てなければ、脳がウマが働かないのは当たり前だと素人の私は思う。
摂食障害というおばけ と闘っている人は、
もしかしたら、その影に、
脳脊髄液漏出症による、脳脊髄液減少というおばけが隠れているのかもしれない。