今から12年前、
BBC放送の
「色は脳で作られる
あなたと私は同じ色を見ているの?」が、
NHK E テレで放送されました。
もう一度、再放送していただきたい。
今見たら脳脊髄液減少症研究者に気づきを与えるかもしれない。
脳の専門家には、もう一度見ていただきたい。
今は亡き、渡辺徹さんがナレーター。
この番組に出てくる脳神経学者たちは、
脳脊髄液減少症の視覚症状について、
一切知らないんだろうな、と
当時思いながら見ました。
番組に出てきた、
当時、オックスフォード大学の神経科学者のラッセル フォスターが、
「視覚が明暗のサイクルを感知し、それによって体内時計の時間が調整されるメカニズムを解明するのに夢中でした。そもそも目は、どのようにして光を捉えるのかという点に我々は着目しました。」
ラッセルのチームは人間の目に存在する
光感受性神経節細胞を発見した。
この細胞は物を見るのには役立たないが、体内時計を調整する重要な役割を担っているようです。
ラッセルは
「この光受容体は、体内時計の調整だけにとどまらず、睡眠や覚醒などさまざまな脳の構造と繋がっています。
光感受性神経節細胞は、広範囲に及ぶ生理機能の調節を担う細胞です。眠りについたり、目覚めたりといった行動を調節しているのです。」
と、番組内で言っていましたね。
髄液漏れると、光感受性神経節細胞が、正常に機能しなくなるのでは?と私は考えています。
だって、髄液漏れると光感受性がおかしくなるし、
寝付けない、起きられない、深夜に覚醒して朝まで眠れない、日中に眠い、など、さまざまな睡眠障害に苦しみましたから。
けれど、
ブラッドパッチで、髄液漏れを止めるたび、生活リズムや睡眠リズムが整い、決まった時間に眠くなり、決まった時間に自然に目覚めるようになり、
夢も見なくなり、中途覚醒もなくなり、
ぐっすり眠れるようになりましたから。